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2016年01月07日

「エベレスト死の彷徨」史上最悪の遭難事故

2015年に公開された「エベレスト3D」は、1996年に実際にあったエベレスト遭難事件を基にしているのだが、

1997年にジョンクラカワーの原作を既にテレビ映画化した作品があった。

その作品は、「エベレスト死の彷徨」でドキュメンタリー風に作られている。

ニュージーランドの登山家ボブホールがアマチュア登山家たちを引率して最高峰のエベレスト登頂を目指したが

大嵐にあってたくさんの死者を出した事件の映画化である。

ボブのチームの他に、スコットフィッシャー率いる登山隊も合流するが、ガイドのロシア人はろくに仕事もせず

前途多難を思わせた。

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そもそもこの登山はツアー客のための観光登山であり一行は最初から浮かれていて、婚姻していないのに


性交渉を行う男女がいたり山に対する畏敬というものがなかったのである。


地元人のシェルパは、エベレストの山頂に女性が登ることさえ嫌い神の怒りを恐れていた。


この登山には、日本から難波康子も参加したが途中ではしごを踏み外したり果たして登山家としての的確性が

あるのか疑われる人もいたのだ。


ある台湾人登山家は、つるつるの長くつでスロープにたち、みんなの注意も聞かず案の定滑落して

あの世いきとなった。


また一行の予想外の大嵐と寒さで肺水腫になるものは出てくるは、酸素不足で体力を消耗するものと


次々に人が倒れていくのである。山での掟は助かりそうなものを助けることでそうでないものは酷寒の大山塊に

置き去りにされていく。

物語としてのメリハリはなくただただ寒くて辛い印象を与える作品である。吹雪のシーンが多くて俳優たちの顔も

雪で凍り誰が誰かわからないので、筋を追うのもしんどくなる。


結局リーダーのロブホールも難波康子も亡くなり最悪の悲劇となった。

監督は、ロバートマーコウィッツ。難波康子役には大谷朱美。 昨年暮れにも大雪山で日本の女性登山家が

滑落して亡くなったがやはり山は恐ろしい。

私は登山をやることはないが、なぜか登山映画は好きだ。以前このブログで取り上げた「バーティカルリミット

も合わせてみて頂きたい。しかし残念ながら「エベレスト死の彷徨」はDVD化されていない。

VHSは出ています。今年は「神々の嶺々」も公開されるのでぜひ見に行きたいと思っている。


タグ:エベレスト
posted by ハヤテ at 14:52| サスペンス
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