2012年03月18日
キリスト教七つの大罪「セブン」
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オープニングクレジットから一挙に引き込まれる。カイルクーパーの作ったクレジットはサブリミナル
映像をコラージュ風に表現したもので多くの模倣を生むことになる。
テーマはキリスト教の七つの大罪に基づき、シリアルキラーの犯人が七人の人間を殺害してゆく。
それを追うのが、新米刑事のミルズ(ブラッドピット)とベテラン刑事のサマーセット(モーガンフリーマン)である。
最初に殺された男は、極度に肥満した男で食い物で顔を埋めた状態で内臓破裂で死んでいた。
次の犠牲者は悪徳弁護士で現場には「GREED(強欲)の文字があった。
現場に残された「help me」の文字を手がかりに犯人の目星をつけた二人の刑事は犯罪者のヴィクターのアジトに急行するがそこでみたものはヴイクターの無残な姿であった。
ヴィクターは腕と舌を切り取られて植物人間のように生きていたのである。
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犯人のジョンドウは演技派のケビンスペーシーだがラスト近くまで顔を見せない。
映像は暗く、雨のシーンと街頭のざわめきで混沌した世界を描きだしている。
ジョンドウとは「名無しの権平衛」という意味である。
ジョンドウ発見の手ががりとなったのが図書館の貸し出しカードであったのだが、政府は普段から
その人間の思想傾向を監視しているのは不気味なリアリティがあった。
音楽の使い方もまたよかった。バッハを図書館のシーンに流したり、デヴィッドボウイの曲をエンドクレジットに使用したりセンスは抜群である。
監督のデビッドフィンチャーの最高傑作であるが、このあとフィンチャーは「セブン」に迫る作品
はまだ作れていない。
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