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2015年08月11日

加山雄三円谷英二「ゼロファイター大空戦」

1966年の東宝映画「ゼロファイター大空戦」は、航空戦争映画の傑作である。

時は、昭和18年太平洋戦争中期の南方ブイン基地には、加賀谷曹長(佐藤允)を始め一癖も二癖もある零戦



のベテランパイロットたちが新しく着任する隊長を待ち受けていた。新しい隊長九段中尉(加山雄三)は、潜

水艦で赴任してきたが、腕に覚えのベテランたちは、あくまで生き抜くことを主眼に置き合理的な思考を持つ

九段を小馬鹿にしてなかなか従おうとはしなかった。



しかし九段は頭脳明晰で戦術に長け発想が柔軟で常人とは異なる能力を持っていた。



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あるとき九段は、基地の片隅で無用の長物扱いされていた三号爆弾で敵を叩くというのである。

ベテランや参謀たちが反対する中、九段は三号爆弾でB17を14機を撃墜する大戦果をあげる。

次に偽の暗号をうって敵をおびき出しそのすきに敵基地を叩き又も戦果をあげる。圧倒的な実力にベテラン

たちも九段に一目を置くようになるが、しかし九段には人に言えない秘密があった・・・

九段中尉のモデルは、「零戦撃墜王」の岩本徹三、空中戦の迫力とリ

アリティは円谷の特撮を相まって迫力ある映像になっている。

戦争の悲惨さ虚しさも描かれていて、加山や佐藤允の演技も光る秀作である。

監督は、森谷志郎。印象に残る音楽は佐藤勝。

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タグ:岩本徹三
posted by ハヤテ at 15:16| 戦争映画
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