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2015年03月13日

中村錦之助内田吐夢「宮本武蔵一乗寺の決闘」


吉岡清十郎との対決に勝利した武蔵だったが、当主清十郎を不具にされた吉岡一門が黙っているはずも

なかった。



特に血の気の多い弟伝七郎(平幹二朗)は、武蔵を目の敵にして付け狙っていたのである。



そして又七の母であるおすぎ婆あも武蔵の行方を追っていた。




しかしそのころ武蔵は、本阿弥光悦と肝胆相照らす間柄となっていてしばし遊興にふけっていた。

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だが、遊興の道筋で伝七郎たちに待ち伏せされ決闘の約定をかわすことなる。


決闘の日を迎えた両者だったが伝七郎は武蔵の敵ではなくまたもや吉岡一門はなで斬りにされたのである。



ここまでこけにされて吉岡一門は武蔵を殺害するより剣の道で生きることはできない。



しかし武蔵に勝てる門弟とてなくついに数を頼んで武蔵をと倒す決意を固める。



卑怯にも吉岡一門は飛び道具まで用意して一乗寺下リ松で武蔵を待ち受ける。



名代として立てられたのは源次郎という年端もゆかぬ少年であった。


吉岡方の人数は、73名それに対して武蔵はただひとり一乗寺の決戦は刻一刻と迫りつつあった・・・



吉岡一門と武蔵の最後の決闘は田んぼの中で双方泥まみれの死闘であって内田吐夢の演出と錦之助の


殺陣が見るものを釘付けにする。

しかし吉岡70人を相手にひとりで相手に実際できるのだろうか。


映画はともかく現実には難しいだろう。
posted by ハヤテ at 15:39| 時代劇
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