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2014年06月05日

「加藤隼戦闘隊」

加藤隼戦闘隊といえば、その歌とともにあまりに有名だが、陸軍省が戦意高揚のために加藤建夫陸軍中佐率いる

部隊の栄光の日々を描いた映画が東宝の「加藤隼戦闘隊」である。

大戦末期に作られたこの映画は意外にも勇ましさを強調されていない。加藤中佐は日中戦争で活躍した1流の飛行機乗り

でその腕と指導力を買われ飛行64戦隊(加藤隼戦闘隊)の指揮を任された。

映画は、太平洋戦争開戦に伴い、サイゴンから山下兵団護衛のため、コタバル、マレー、ラングーンと移動してゆく

行程と連合軍との空中戦や敵の爆撃や防衛などが描かれる。

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加藤中佐は剛毅な反面非常に部下思いで、深追いして命を粗末にする部下を叱責したり、部下を死なせたことに

責任を感じたり人間的な側面も描かれている。また、カメラ好きであったり、自分でコーヒーをたてる趣味人の一面も

触れている。
だが、この映画の見せ場はやはり本物の1式戦闘機隼を使った空中戦だろう。

鹵獲した敵戦闘機のカーチスやバッファローを使ったドッグファイトはCGなどと較べものにならない迫力がある。

またこのころの映画は映像の合間にキャプションが入り戦闘の経過を説明する手法がとられている。

円谷英二の特撮はこのころより既に冴えていて、実写との合成は自然に撮影されている。

監督は山本嘉次郎、主演の加藤中佐にウルトラセブンなどでもおなじみの藤田進。

国策映画という側面はあるが、日本映画屈指の航空戦闘映画である。

加藤中佐がアキヤブの戦闘で戦死するまで着任してからわずか一年足らずのことであった。

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posted by ハヤテ at 14:39| 戦争映画
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