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2021年06月24日

確定拠出年金受給の落とし穴

誰もが、定年は初めて迎える人生の節目である。
会社では、定年についてこと細かく教えてくれる先輩もおらず
(すでに退職されている人がほとんどだから)、お金に関わる話は
人それぞれだから、話すことがタブー視されている雰囲気すらある。

このことを実感したのは、確定拠出年金の受給に際しての出来事である。
人それぞれ、状況が異なるので私の話がどこまで参考になるかは
はなはだ疑問であるが、良かったら頭の片隅に置いていただけると
幸いである。

確定拠出年金、かつては401K年金と言われたものである。
年金の運用が厳しい時代になったため、かつては確定給付年金で
あったものが、私のサラリーマン人生の中盤に、確定給付年金から
確定拠出年金に制度が変わりました。

勤めている会社が契約している年金運用会社が違っていたり
会社が負担してくれる内容が違っていたりするので、皆さんが
該当するかどうかは分かりませんが、以下は私の経験です。

確定拠出年金の積み立て終了は、60歳の誕生日を迎える月の
前月末だそうです。
私の場合は、4月が誕生日なので、59歳の3月まででした。
それまでは、維持管理料を会社が負担してくれていたものが
4月以降は、個人負担になっていることに気が付きませんでした。

また、受給の方法は幾通りかありますが、それぞれのメリットと
デメリットを理解したつもりで我が家のライフプランに合うものを
選んだつもりでしたが、手続きが遅くて不要な出費がありました。

また、私の場合、会社が親会社の特定部門と合併したため
サラリーマン人生の途中で転籍を経験していますが、就職期間という
意味では40年近くなるので、退職所得控除もかなりの金額になると
安心していましたが、確定拠出年金の場合は、年金に加入した期間を
勤続年数とするため、源泉徴収税が取られてしまいました。
(確定拠出年金は、後半の人生からスタートしていますので)

関連して分かったことは、退職年月日は実際の定年日ではなくて
確定拠出年金の掛け金が終了した年月日になるということです。
退職所得の源泉徴収票には、そのように記載されています。

以上です。

積み立てている時は、受給されるのはまだまだ先のことと
思っていました。
いざ、受給の手続きをすると知らないことが沢山あって、
戸惑いました。
幸いにも、サポートセンターには、すぐに繋がり親切に教えて
もらえたことでかなり助かりました。

利用できるサービスは使った方が良いですよ。
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