2012年05月16日
ラジオCM3
大学4年の日本選手権で、2人はベスト8まで進んだ。
目標をはるかに超える出来だ。
2人は歓喜し、クラブの仲間は過去にない興奮に包まれた。
彼は、全日本王者になることを夢見たが、海外での仕事を選んだ相棒が、すまなそうにそれを告げたとき、曇りの無い笑顔で、今までのパートナーとしての活躍に感謝した。
彼も仕事に就き、仕事帰りに、学生時代に2人でよく寄ったカウンターで、酒を飲むのが常となった。
バーテンダーは、2つのグラスを用意した。
1杯は彼のために。
もう1杯は相棒のために。
彼は、2つのグラスを飲み干すと、家路についた。
あるときから、彼は1つのグラスを飲み干すと、店を出るようになった。
バーテンダーは心配した。
そして、ついに彼に問いかけた。
ケンカをしましたか?
音信がなくなりましたか?
まさか、海外で、あの方は亡くなった、なんてことはありませんよね?
「えー、どうして?」
「だって、1杯しかお飲みにならないじゃないですか。」
「いやあ、俺は禁酒したんだよ。」
毒舌の談志は、やはり面白い。
(次こそ、ゴルフの話題に戻りたい)
目標をはるかに超える出来だ。
2人は歓喜し、クラブの仲間は過去にない興奮に包まれた。
彼は、全日本王者になることを夢見たが、海外での仕事を選んだ相棒が、すまなそうにそれを告げたとき、曇りの無い笑顔で、今までのパートナーとしての活躍に感謝した。
彼も仕事に就き、仕事帰りに、学生時代に2人でよく寄ったカウンターで、酒を飲むのが常となった。
バーテンダーは、2つのグラスを用意した。
1杯は彼のために。
もう1杯は相棒のために。
彼は、2つのグラスを飲み干すと、家路についた。
あるときから、彼は1つのグラスを飲み干すと、店を出るようになった。
バーテンダーは心配した。
そして、ついに彼に問いかけた。
ケンカをしましたか?
音信がなくなりましたか?
まさか、海外で、あの方は亡くなった、なんてことはありませんよね?
「えー、どうして?」
「だって、1杯しかお飲みにならないじゃないですか。」
「いやあ、俺は禁酒したんだよ。」
毒舌の談志は、やはり面白い。
(次こそ、ゴルフの話題に戻りたい)