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2013年02月05日
寒中稽古ゴルフ11
18番 497Y パー5
順番では、ダボが確定しているようなホールだけど・・・。
このホールのアプローチショットを書きたくて、ここまで筆を進めたきたと言ってもいいぐらいなのだ。


オナーだからね。
ティーグランドにボールをおいて、前が空くのを待っている。
これがダメ。
いつもと違うことをしたら、もうそれだけでナイスショットが消えていく。

打てるかな、と思ってボールをセットしたら、まだ前がいた。
ここで、ボールを拾っちゃえばよかった。
面倒がって、そのままにし、たまにはボールをセットした写真も撮っておこうと、カメラを取り出してパチリ。
技術のない私が、リズムを壊して集中力を欠いたら、お話にならない。

左の林の中に、チーピン。
幸い広くなっていて、1ペナ杭から5メートルのところにある。
前の木が少し邪魔になるけど、5Iで、インテンショナルフックで、右から回そう。

当たりは悪いが、意図したとおりのボールが打てて、フェアウェーセンターへ。


ここから175Yのアゲ風。
3Iでは、とどきそうな気がしない。
UTにする。
グリーン左手前にバンカーがあるのだけれど、今日はフェアウェーバンカーも含めて、一度もご縁がない。
左手前のバンカーは、視界からすっぽり消えている。

風に負けない低い球で、ピン方向に飛んでいく。
乗るか。
あれ、左に曲がりだした。
あれ、あんなところにバンカーがある。


バンカーの壁の高さは腰上。
ボールは壁から1メートルぐらいのところにあって、ぎりぎりクラブは振り抜ける。
感覚では、45度以上の高さを持った球でないと、出ない。

YさんもKさんも、バンカー初心者以下のFさんが、いったい何打で出せるのかと、心配そうに眺めてる。
こういうときの心理状態というのは、分析に値するね。

失敗しても許されちゃう。
誰が誰を許すのか、その辺はあいまいだけど、自分でも言い訳が立つ。
見ているお2人だって、
「今のは難しかったよ。」
と言えばいいのだから、慰めの言葉を探す苦労がない。

失うものがないやつが一番強い、というけれど、そんな状況に似ているね。
フェースを思いっきり開いて、後はフルショットに近いスイングをすればいい。
意識が結果から離れれば、こんな楽な気分はない。

お2人の「おお〜」という声を聞きながら、壁の上を越えていくボールを見るのは、最高の気分だった。

本日のベストショットは、これに決まり。

手前から5メートルを2つで沈めて、ダボの順番も断ち切って、大満足ボギー。



本日の結果
パー 6個
寄せワンが4つもあって、そのうち2つはPWね。
平らなコースは、PWのアプローチが決まるので、今の私にはぴったりだ。

ボギー 5個
パーより少ないのがいいね。
これで、ダボやトリがなければ、本物の上級者だよね。

ダボ 6個
うち4個は、「人は、どうして・・・」のアプローチからの3パットね。
今日の課題はこれに尽きる。
あ、70〜80Yのコントロールショットも課題か。

トリ 1個
「痛恨のトリ」と名前をつけよう。
自分の選んだ隠しホールで打つなんて、下手な芝居の台本だって、こんなストーリーは書かないよね。

フェアウェーキープ率  6/14 43%
今日は、フェアウェーにあっても、ラフにあってもセカンドが乗らなかったから、あまり関係ないか。

パーオン率  2/18 11%
適正パーオン率って、どのくらいなのかね。
適正なんて、あるのかどうか分からないけれどね。
トーナメントプロでも6割ぐらいと聞くけれど、あんだけタフなコース設定でのことだからね。
このコースは距離もなかったし、3回に1回ぐらいは乗せておきたいなあ。

アプローチ3打以内率  11/16 69%
アプローチから4打かかったのが5回ある。
そのうち4回は3パット。
つまり、アプローチを打ってザックリやトップでグリーンに乗らなかったのは1回しかない。
大成長だ。

アプローチからの打数 3.1
グリーンを外しても、ボギーに収まるということだ。
2.9とかの数値になったら、嬉しいだろうな。

OB 1個
「痛恨のトリ」を打ったホールね。
これも名前を付けておこう。
「意識しすぎOB」「プレッシャーに負けたOB」「ここで打つなよOB」
いくらでも出るけど、しっくりしない。

池 1個

オープンコンペで知らない人と回ると、どうしても取り繕ってしまう。
今の成功、今の失敗に、素直な言葉や態度が出せない。
淡々と、その結果を受け入れて動じない自分を表出しなくてはならない。
(時には、素直に出しすぎて、顰蹙をかう人もいるが、それでもやはり自分は動じてはいけない。)
人生修行には向いているかもしれないけれど、はじける楽しさがない。

気心の知れた人と回ると、ミスやナイスショットの後に、自分を飾らなくてもすむ。
素直にラウンドできる。
通常、みんなが皆、自分に素直にラウンドすると、それは往々に自分勝手な、あくの強いラウンドになりがちだ。
だけど、YさんやKさんとは、ゴルフに対する考え方が近いし、その人となりが身勝手でなく、他を省みてくれる人だ。
お互い自分に素直にラウンドしても、はじける楽しさで、充実したラウンドが出来る。
1日が上質な時間となって過ぎていくゴルフは、何にもまして貴重だ。

ぜひまたご一緒ください。


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