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2019年08月22日

チェコチーム全滅(八月廿日)



 今日、昨シーズンの優勝チームであるスラビア・プラハが、久しぶり二度目のチャンピオンスリーグ本戦出場をかけた予選四回戦の第一試合を行うのだが、その試合について触れる前に、ここまでのチェコチームの敗退ぶりを簡単に紹介しておこう。そう、スラビアこそ、この予選で負けても、ヨーロッパ・リーグの本戦進出が決まっているが、チェコから予選に出場した他の4チームは、予選三回戦までにすべて敗退してしまったのである。
 出場チーム数は、去年と変わらずチャンピオンズリーグが2、ヨーロッパリーグが3の合計5チームだが、ランキングが高かった去年は優勝チームのプルゼニュが予選免除で本戦からの出場だったのに対して、今年はスラビアが優勝チーム部門の予選四回戦、プルゼニュは非優勝チーム部門の二回戦からの出場である。ヨーロッパ・リーグでも去年はヤブロネツが予選なしで直接出場したが、今年はスパルタが予選3回戦、ヤブロネツとムラダー・ボレスラフが2回戦からの出場となっている。

 最初に敗退が決まったのは、ヨーロッパ・リーグの予選2回戦で敗退したヤブロネツだった。対戦相手はアルメニアのFCピュニク(読みは違うかも)・イェレバン。チェコのチームって、旧ソ連のチームとは相性はあまりよくないのだけど、名前を聞いたこともないチームだから、何とかなると思ったんだけどねえ。
 初戦の試合前からあまり縁起はよくなかった。乗る予定の飛行機に問題が発生した上に、代替機には飛行の許可が下りず、何時何も遅れて結局政府の特別機でアルメニア入りしたらしい。しかも会場がU19のヨーロッパ選手権が開催されている関係で、イェレバンではなく100km以上はなれた町で、到着したのは試合当日になってから。しかも監督のラダの話では、アルメニアのスタジアムは滅茶苦茶状態が悪くて、何でこれでヨーロッパリーグの試合の開催が許されるのかというレベルだったらしい。チェコの3部リーグ以下だとかいっていたかな。
 そのせいというわけでもないのだろうけど、前半にあっさり2失点。後半に入ってドレジャルが1点取ったものの、同点には追いつけず敗戦。ホームで1−0で勝てれば勝ち抜けだったのだけど、ホームでは1点も取れずに、0−0の引き分けで敗退が決まった。ヤブロネツ、勝ちぬけられないねえ。毎年選手の入れ代わりが多くて、チーム作りが大変とは言っても、同じような立場のリベレツは何度か予選を勝ち抜いて本選に進んでいるんだけどなあ。獲得ポイント0.5。

 予選で勝てないといえば、 同じく2回戦から出場したボレスラフも、なのだけど、2回戦は勝ち抜いた。対戦相手はヤブロネツの相手よりもさらに東のカザフスタンのオルダバシ・シムケント。ホームでの初戦で何とか1−1で引き分けたときには、難しいかなと思ったのだが、カザフスタンでは3−2で勝って勝ちぬけを決めた。ボレスラフのカザフスタン行きでも、行きも帰りも予定よりもはるかに時間がかかるというトラブルがあったらしい。チェコのチームが旧ソ連圏のチームとは対戦したくないと言うのには理由があるのである。
 3回戦の対戦相手は、ルーマニアのステアウア・ブカレストというチーム名を使用することを禁止されているFCSB。オーナーがあれで、監督交代が頻繁に起こっていて、現時点で監督不在だということだったので、勝ち抜けられるかと期待したのだけど……。ルーマニアでの試合を、どちらかというと優勢に進めて0−0で引き分け、ホームでの試合も終了直前まで0−0で頑張っていたのだけど、ほとんど最後のプレーで得点を決められて敗戦、同時に敗退も決まった。点は取れそうになかったから勝ち抜けるとすればPK戦しかなかっただろうけど、せめて延長までは持ち込んでほしかった。獲得ポイント2。

 ヨーロッパリーグの予選三回戦から出場したスパルタの相手はトルコのトラブゾンスポル。チェコ代表のノバークがプレーするチームである。初戦のプラハでの試合が、トラブゾンスポルにとっては今シーズン最初の公式戦だったらしい。そのチームも、ここの選手のコンディションも出来上がっていないところをついて、2−0でリードしたところまでは、最高だった。そこから一気に2点取られて引き分けてしまったのが、スパルタが敗退した原因である。
 トルコでの試合は、勝つか3点以上取っての引き分けが勝ちぬけの条件だったが、試合開始直後に相手に点を取られてしまう。今のスパルタにこれを逆転できるだけの力はなく、80分ごろに同点に追いついたのだけど……。最後はノバークに90+8分に決勝のゴールを決められてしまった。PKまで止めたキーパーの奮闘もあって惜しいところまでは行ったのだけどねえ。守備が不安定なのが一番の問題かな。獲得ポイント0.5。

 プルゼニュはまずチャンピオンズリーグ予選の2回戦でギリシャのオリンピアコス・ピレウスと対戦。ホームではなんとか0−0で引き分けたものの、二試合目で0−4と格の違いを見せ付けられた。その結果ヨーロッパリーグの予選3回戦に回りベルギーのアントワープと対戦することになった。不安は点が取れないこと。多少の失点は覚悟の上で、取られた以上に取り返して勝つのが身上のプルゼニュが点が取れないとなると、勝ち目は薄い。
 ベルギーでの初戦は、相手に見事なシュートを決められて0−1で敗戦。またまた無得点だった。それどころか点が入りそうなチャンスもほとんどなかった。プルゼニュでの試合も、今回は前半からチャンスを作り出していたけど決めきれずに、なかなか点が入らなかった。それでも、80分過ぎにクルメンチークのゴールで先制。もう一点取れずに延長にもつれ込ませたのが、敗退の原因と言えば言えるのかなあ。延長前半の95分過ぎに、またまたクルメンチークの得点で2−0にしたときには、勝ち抜け決まりだと思ったのだけどねえ。
 延長後半に入って相手のディフェンスの選手とか、攻められ続けてもううんざりという顔をしているように見えたのだけど、とどめの3点目が取れなかった。取れないでいるうちに、疲れからか、ミスが二つ三つ続いて失点。万事休すであった。ヨーロッパのカップ戦の予選で比類なき強さを誇ったプルゼニュの姿はどこにもなかった。獲得ポイント1.5。
 
スラビア以外の4チームで獲得したポイントが合計4.5。出場チーム数の5で割って、0.9.。コリャランキング上げるどころか落としそうだなあ。幸いスラビアが緒戦に勝って1点積み上げてくれたけど、去年みたいには稼げないだろうなあ。そのスラビアについてはまた今度。
2019年8月20日24時。











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チェコとスロヴァキアを知るための56章第2版 [ 薩摩秀登 ]



マサリクとチェコの精神 [ 石川達夫 ]





















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