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2018年07月25日

サッカーリーグ開幕(七月廿?日)



 ワールドカップに出場せず、選手を送り出しもしなかったチェコリーグは例年通り七月後半に開幕を迎えた。リーグのメインスポンサーが変わったので、ペンキ会社をスポンサーにしたヘット・リガは一年で終わり、フォルトルナ・リガになってしまった。フォルトルナは、昨年の大統領選挙に立候補したホラーチェク氏が設立した賭けの会社で、昨シーズンまでは二部のスポンサーをしていた。とまれ、二年前までのシノットに続いて賭けの会社がメインスポンサーとなった。スポーツに賭けるのが好きな人の多いこの国、賭けの業界は金はあるんだろうけど、ホッケーのエクストラリガのスポンサー、ティップ・スポルトも含めていいのかなあという疑念は消せない。

 このフォルトルナ・リガの一次放映権は、去年から有料チャンネルのO2TVが握っていて、昨シーズンはチェコテレビが各節二試合分の二次放映権を獲得して放送していた。今年はぎりぎりまでチェコテレビが放映できるのかどうかはっきりしなかった。サッカー協会の意向は最低でも各節一試合は無料のチャンネルで見られるようにしたいというもので、最終的には金曜日に行なわれる一試合をチェコテレビが放送することで合意に達したようだ。ただ第一節に関しては合意が間に合わなかったため、月曜日の一試合を放送することになった。それに加えて各節のハイライトを放送する「ドフラーノ」と、細かい分析を加える「ドフラーノ・プルス」の放送も続けられることになった。
 一部リーグの一次放映権を失ったチェコテレビでは、昨シーズンから二部リーグの中継も始めたのだが、今年も二部リーグの中継を継続するようで、今シーズン最初のサッカーの中継は二部リーグの試合だったのである。ブルノとイフラバというともに一部から降格したチームの試合が、今シーズンの最初の中継ということになった。

 チェコのサッカーリーグは、今シーズンから大きく変わることになった。オランダやベルギーのリーグのまねをして、これまでは30節が終わった時点で終了だったのに対して、それまでの勝ち点は持ち越した上で、16チームを3つのグループに分けて追加のリーグ戦が行なわれることになった。上位6チームは追加で一回総当りの5試合を行う。上位3チームがホームで3試合、下位3チームは2試合という形でリーグで上位に入ったチームが少し有利になるようになっているようだ。
 7位から10位の4チームは追加で6試合行い、この4チームで最上位になったチームは、4位か5位のチームとヨーロッパリーグ予選出場を賭けたプレーオフに進出する。相手が4位になるか5位になるかはMOLカップの結果で変わるのかな。残りの下位6チームは上位6チームと同様に5試合の追加。

 一部と二部の入れ替えの方式も変わって、一部16位が自動的に降格し二部1位が昇格するのは今までと変わらない。ただ、降格する可能性が14位にまで広がった。一部14位と15位の2チームは、それぞれ二部3位、2位と昇格・残留をかけたプレーオフを行なう。つまり一部から降格するのも、二部から昇格するのも、最小で1チーム、最大で3チームということになった。二部から昇格するチームは、一部での戦いに向けて選手の入れ替えをすることが多いから、それなしで下位とはいえ一部のチームに勝つのは難しく、入れ替えは1チームだけになることが多いだろうと予想しておく。
 変わったのはそれだけではなく、試合が行なわれる日も少し変わった。これまで例外的に行われてきた月曜日の試合が毎節一試合行なわれることになり、チェコリーグは金曜日から月曜日まで四日にわたって試合がおこなれることになった。ということは、チャンピオンズリーグとヨーロッパリーグの試合がある週は、週に七日サッカーの試合が中継されるということである。

 問題はO2TVと契約するようなフリークはともかく、一般の視聴者が見られるのは木曜日のヨーロッパリーグと金曜日のチェコリーグ一部の試合、それに週末の二部の試合だけという点である。チャンピオンズリーグの一次放映権もチェコテレビは何年か前に失い、それまで火曜日と水曜日の試合を一試合ずつ放映していたのが、各節一試合しか放映できなくなっていたのだが、今シーズンは二次放映権も獲得できず、チェコテレビで放送されるチャンピオンズリーグの試合は決勝だけとなってしまったのだ。
 今年は久しぶりにチェコのチーム、プルゼニュの本選出場が決まっているというのに残念なことである。ただ、スラビアが予選を勝ち抜いて本選出場できるとは思えないし、プルゼニュもチャンピオンズリーグではそれほど活躍できずに、グループで3位に入ってヨーロッパリーグ春の部に出られれば御の字だし、オロモウツが本選までいくかもしれないしと、チェコチームを応援する人間にとってはチャンピオンズリーグよりもヨーロッパリーグのほうが魅力的だというのも確かなのである。チェコテレビがこちらまで失わないことを願っておこう。

 ビデオ審判もこれまでの各節一試合から二試合に増えるようである。ただ週末の第一節で審判がビデオ審判の助言を無視したという事例があったらしく、審判を評価する委員会であれこれもめているという。まあここ二年でかなりいい仕事をしたポーランド人の元審判の代わりに、元代表監督のホバネツが審判審議会?の委員長になたからなあ。

 第一節の結果は、オロモウツがホームでスラビアに0-3で負けてしまい現在最下位である。それで細かく書く気力を失ってしまった。プルゼニュとスパルタは苦戦しながらも最後はきっちり勝ったが、春の最強チームヤブロネツは、オストラバでバニークに0-1で負けてしまった。予想外の結果になったのはこの試合だけかなあ。オロモウツが初勝利を挙げたらちょっと詳しく書くことにする。
2018年7月24日23時43分。









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