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2020年07月26日

サッカーリーグ結局中断(七月廿三日)



 予定通りであれば、今日からサッカーの一部リーグ追加編残留争いの部が、「再び」再開されるはずだったのだが、直前になって無期限延期が決まった。この段階で延期ということは、事実上開催の断念ということで、これで今シーズンのリーグ戦は、2節6試合を残したまま終了である。その結果、最終順位が確定しないという変なことになってしまった。何でもリーグの規則に、1試合でも開催できない試合があった場合には、リーグ戦が完全に成立したとはみなされず、順位も確定しないと書かれているらしいのである。
 ただし、優勝やヨーロッパのカップ戦の出場権などは、「確定していない」最終順位を元に獲得したものが有効になるという。だから、優勝はスラビア、チャンピオンズリーグの予選に出るのはスラビアと暫定2位のプルゼニュ。ヨーロッパリーグはMOLカップ優勝のスパルタ、暫定4位のヤブロネツ、5位でムラダー・ボレスラフとの出場権決定戦に勝利したリベレツの3チームということになる。

 一方で、最後まで試合が行なわれなかったことで今シーズンは1部から2部への降格チームはなしということになり、救われたのは、暫定14位のカルビナーと、15位のオパバ、最下位のプシーブラムである。2部からは優勝のパルドルビツェと2位のブルノが昇格し、来シーズンは18チームで一部が行われる。残念ながら3位のドゥクラは昇格の権利を失った。もともと2部で3位のチームが無条件で昇格するというのには、疑問の声も、特に現場から上がっていたから、最終的には一番穏当な形に落ち着いたと言ってもいいだろう。
 個人的には、7位から10位のチームは、ヨーロッパリーグの出場権をかけて、追加のリーグ戦ではなく、プレーオフ形式で試合をして、本来のリーグ戦の順位が、勝ち点の関係ない形でがたがたになるのだから、最後まで試合が終わった部分は順位を確定させてもいいと思うんだけどね。1位から10位までは順位確定で、11位以下は暫定の順位表じゃ駄目なのだろうか。

 さて、今回の再再度のリーグ戦中断の原因もまた武漢風邪である。前回はカルビナーのチームで感染者が出たのだが、今回はオパバの選手が一人陽性だと判定されてしまった。その結果が判明したのが試合の当日で、地方の保健所による発表が試合開始の直前だったという。それで、オパバの試合だけでなく、予定されていた3試合がすべて延期、実質的には中止になってしまった。
 オパバチームの関係者の話では、陽性の判定が出たのはチーム全体の検査の結果ではなく、練習後に帰宅して体調不良を訴えた選手に、念のために検査を受けに行かせたら、陽性だったという。それで、オパバはチーム全体が二週間の隔離状態、もしくは自宅監禁状態におかれることになり、8月2日までの試合の開催が完全に不可能になってしまったのである。幸いなことに陽性の判定を受けた選手は症状はあるものの入院するほどではないようだ。

 この状況に最後までリーグ戦を完結することにこだわっていたリーグ協会もさすがにあきらめて、上に書いたような決定をしたわけである。気になるのは、チェコだけではないけれども、サッカーのプロリーグをかなり無理をして最後まで終わらせようとする理由として、ニュースなどではスポンサーの存在、正確にはスポンサーとの契約内容が挙げられることが多いことだ。
 リーグが最後まで行われなかったり、開催試合数が減ったりした場合にペナルティが科されるか、スポンサー料が減額されるなんて契約になっているのだろうか。ただ、この武漢風邪の蔓延に世界が苦しんでいる中で、それが理由で試合ができないことを理由にスポンサー料を減額するなんてのは、スポンサーになることが広告の意味を持っていることを考えると、逆効果のような気もする。ここでリーグ戦が完結しなくても所定の金額を払うと発表するとイメージは凄くよくなるんじゃないかな。

 チェコの場合には、1部と2部のリーグのメインスポンサーが、賭けの会社で試合数が減ることは、そのまま儲けが減ることにつながるから、試合数は減らしたくないと考えるのもわからなくはない。昨シーズンから通常のリーグ戦に加えて、追加の部分を設けたのも、試合数を増やすことも目的の一つだったはずだし。まあ、サッカー協会もリーグ協会もスポンサーの問題でリーグ戦を最後まで実施する必要があるとは発言はしていないから憶測でしかないのだけど。
2020年7月24日15時。











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