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2020年05月30日

半自宅監禁日記(五月廿七日)



 先週は月曜日から毎日外出したのに、日曜日にオロモウツに戻ってきて以来、一歩も外に出ていない。運動不足の再来は近いと、今日は午後から職場に出て仕事をしようと思っていたのだが、気まぐれを起して午前中に自宅で手を付けたのが失敗だった。ネット上に準備されたフォーマットにあれこれ必要事項を入れていく作業が、自動保存が頻繁に起こったり、登録ボタンを押した後の処理時間がながったりでなかなか進まなかったのである。
 登録するデータ自体は量は多いとはいえ事前に準備してあったから、コピーして行くだけだったのだけど、始めたときの二時間もあれば終わるだろうという目論見に反して、午前中だけでは終わらなかった。昼食の準備を始めた時点で職場に出る気力は失せていた。午後からも延々作業を続けて、3時半ごろに終了したときには、散歩に行く気もなくなっていた。入れたデータが正しいかどうかのチェックもしたけど、あまりに思い通りに動いてくれないのにいらいらしていたから、チェックミスもあるかも知れない。再チェックとかしたくねえ。誰かに押し付けるかなあなんてよからぬことを考えてしまう。

 今日は今週になって一番天気のいい一日で、気温も20度ちょっとまで上がり雨も降らなかったから、外出するのには最適だったのだけど、午後から職場で作業を始めていたら、帰りは何時になっていただろうか。武漢風邪騒ぎであんまり遅くまで職場に残っていられないような気もするから、気のまよいで午前中に自宅で作業を始めたことは、僥倖だったというと、大仰に過ぎるか。後二回同じ作業が残っているから、数時間がかりの仕事だということを頭に入れて予定を立てよう。

 今日からチェコ、スロバキア、ハンガリーの三国間で48時間以内の滞在であれば、出入国に際して陰性の検査証明も、14日間の隔離生活も不要という制度が始まった。チェコとスロバキアの国境を越えるポイントのうち6か所だけが解放されて、一般の人が出入りできるようになった。国境の検問で事前に必要事項を記入した書類に、入国の日時を記入してもらって、帰りにその紙を見せて48時間以内であることが確認されれば、隔離生活に入る必要はないのだとか。
 ただし、問題もすでに発覚していて、この制度の対象となるのは、住民登録してある国からよその国を訪問する場合だけで、現在滞在している国からというわけではない点である。ニュースにはスロバキアで仕事をしているチェコ人が出てきて、住民登録をしていないので、今チェコに帰ると、緊急帰国扱いになって、この制度の対象にならないと言っていた。大半の人は、今いる国に住民登録をしているだろうから問題はなさそうだが、チェコで勉強しているスロバキア人の大学生なんは住民登録なんかしていないだろうしなあ。いやすでにほとんど帰国しているかな。

 チェコなどが参加を求めていたオーストリアは、この移行措置的な制度の導入はしないことを決め、6月15日をめどに、チェコやスロバキアとの国境の通行の完全自由化を計画しているようだ。チェコは乗ると思うけど、スロバキアはどうかなあ。大きな期待を背負って成立した新政権は、武漢風邪対策が必要以上に厳しいことを批判されて、苦しい立場に追い込まれて慌てて規制解除を進め始めているから、現状が続けば乗るかな。

 今日のスポーツニュースで、再開されたサッカーリーグの観客の謎が解けた。選手関係者も含めて300人以下という制限を守って、観客を入れるかどうかを決めるのは試合の主催者、つまりはホームチーム側で、スパルタとプルゼニュの試合は無観客だったが、ボヘミアンズとテプリツェの試合には観客が入っていた。
 スパルタは監督交代と中断期間を経ても相変わらずの低調ぶりで、少数でも観客が入っていたらブーイングがとんで大変だっただろうから、解説者が無観客でよかったなんて皮肉なコメントをのこしていた。ボヘミアンズのほうは、ボヘミアンズで試合出場経験もある俳優のイバン・トロヤンなど熱狂的なファンが、数十人客席に座っていた。映像を見る限り人間距離が十分に取れていないところもあるように見受けられたが、屋外のイベントだからいいのかなあ。
 ボヘミアンズのスタジアムはプラハの住宅地の真ん中にあるため、周囲の背の高い住宅から観戦できることでも知られている。この試合も何人かの人が自宅のベランダから観戦していた。それどころか、スタジアムのそばに生えている木に登って、旗を振りながら観戦している人まで、これは多分一人だけだろうけど、いて、ニュースになっていた。ボヘミアンズファンてのは数は少ないけれども、熱烈な人が多くて、同時にちょっと変わっている人も多いのである。

2020年5月28日11時。







https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19
https://www.krajpomaha.cz/








posted by olomoučan at 06:40| Comment(0) | TrackBack(0) | チェコ
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