アフィリエイト広告を利用しています
<< 2024年02月 >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29    
検索
リンク集
最新コメント
チェコの銀行1(十二月二日) by ルイ ヴィトン 時計 レディース hウォッチ (03/20)
メンチンスキ神父の謎(四月卅日) by にっしやん (12/30)
メンチンスキ神父の謎(四月卅日) by にっしゃん (12/30)
メンチンスキ神父考再び(七月卅日) by にっしゃん (12/30)
カレル・チャペクの戯曲残り(二月朔日) by K (08/16)
最新記事
カテゴリーアーカイブ
記事ランキング
  1. 1. 『ヨハネス・コメニウス 汎知学の光』の刊行を寿ぐ(四月十日)
  2. 2. no img 『羊皮紙に眠る文字たち』『外国語の水曜日』(三月十九日)
  3. 3. no img コメンスキー――敬虔なる教育者、あるいは流浪の飲んだくれ(九月廿七日)
  4. 4. no img すべての功績はピルスナー・ウルクエルに(一月廿六日)
  5. 5. no img 「トルハーク」再び(三月廿日)
  6. 6. no img トルハーク四度(十月二日)
ファン
タグクラウド










ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

広告

posted by fanblog

2020年05月16日

自宅監禁日記(五月十三日)



 昨夜は運動の疲れから早めに寝たのだが、今朝起きるのも遅くなった。運動不足で空腹をあまり感じない日が続いていたのだけど、今朝は空腹で目が覚めた。運動というのは偉大なものである。最近あんまり体調がピリッとしなかったのは、やっぱり運動不足のせいだったのだろう。わかっちゃいたんだけどねえ。怠け者というのは我ながら度し難いものである。

 昨日の夜のスポーツニュースで、サッカーリーグの1部と2部の再開が決定したことが報じられた。すでに再開の方針は決まっていたのだが、最終的な決定はそれぞれのリーグの参加チームによる採決を待たなければならなかったのである。それが昨日行われ、1部は16チーム中、13チーム賛成、3チーム棄権、2部は15チーム賛成、1チーム反対という圧倒的な差で可決された。1部で棄権したのがズリーン、カルビナー、オパバというモラビアの財政基盤の弱い3チームだったのには何か意味があるのだろうか。

 その結果、1部は来週末、5月23日に、以前グラウンドの状態不良で延期されていたテプリツェとリベレツの試合で再開されることが決まった。100人以下という人数制限があるので、当然無観客での再開である。25日からは制限が500人以下に緩和されるが、その後もしばらくは無観客で試合を行なう予定のようである。ドイツの例に倣って再開前に全選手の感染の有無を検査するらしいが、陽性の選手が出たからといって自動的に再開を延期するという考えはないようである。
 もちろん、当該の選手やチームは隔離の対象になるわけだが、その規模、選手だけなのかチーム全体になるのかは、チームのある地方の保健所が決定することになる。感染者がいなくなるまで再開しないなんてことにしたら、いつまでたっても再開できなくなるわけだから、リーグで決定した7月中旬に終了するという予定はもちろん、8月上旬に終了するという最悪の想定も不可能になってしまう。

 こういう状態になると、「命の方が大事」とか「健康には換えられない」なんて、耳障りのいい、何も考えない人には、ものすごく正しく聞こえそうなことを言う人が出てくるものだが、考えが浅すぎる。プロのスポーツ選手が試合もなく自宅で待機していることが選手達の健康に寄与するとも思えない。最近は練習が再開されたから多少はましだろうけど、賭け事や酒で宇佐晴らしをしている選手もいそうである。
 プロのスポーツ選手ってのは、悪い言い方をすれば、酒やギャンブルの依存症予備軍が多いのである。自宅待機をしている間に酒と賭け事で身を持ち崩してしまう選手が出ても不思議だとは思わない。結果として選手生命どころか、命を縮める可能性だってあるのだ。引退後のサッカー選手の自殺の原因の多くは金銭問題で、その原因の多くは酒か賭け事である。トマーシュ・ジェプカのような西ヨーロッパのリーグで活躍した選手でさえ、酒と賭け事にお金をつぎ込んだ結果、一文無しに近いというのだから。ジェプカはまあ死にそうにはないけどさ。

 問題は、決定から二週間でチームを立て直せるかどうかだろう。一部リーグの春の部は始まって一ヶ月ぐらいで中断に入って二ヶ月以上、一時はグラウンドでの練習も禁止されていたから、ここの選手がコンディションを取り戻すのも、チーム全体のコンディションを上げていくのも大変なことだろう。ニュースでは、今日から親善試合というか、別のチーム相手の練習試合が開始され、ボヘミアンズとリベレツの一部のチーム同士の試合は引き分けに終わり、我らがオロモウツは、2部のプロスチェヨフとの試合で0-4で大敗したと言っていた。降格はしないと思うのだけど、心配である。
 確認したら、時間が少ないせいか、毎週二節ずつというスケジュールで進めていくようである。毎週1試合というのに慣れているチェコの選手達が耐えられるのかもちょっと心配である。そうなると選手層の厚いスラビア、プルゼニュあたりが勝ち続けそうだなあ。スケジュールの変更がなかったとしてもそこは変わらないか。予想外の好成績を残しているブデヨビツェがどこまで頑張るかも楽しみの一つということにしておこう。

 ちなみにヨーロッパで唯一サッカーリーグを通常通り継続しているベラルーシだが、国内の感染者数が増えるに伴って、サッカー関係者の間にも感染者が出始めているようだ。選手の観戦が明らかになったチームがあって、そのチームの試合が延期されたとニュースで言っていた。国内の感染者数はチェコの3倍とか言っていたかな。
 それでもリーグは観客を入れて続くし、9日の戦勝記念式典は大々的に行われ、大統領のルカシェンコ氏は、モスクワでの式典を中止にしたロシアのプーチン大統領を招待して必要なら飛行機で迎えに行くとのたまったらしい。さすがはEUから存在を無視されている独裁者である。プーチン大統領がベラルーシに向かったかどうかは知らない。
2020年5月14日10時。






https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19
https://www.krajpomaha.cz/




posted by olomoučan at 06:45| Comment(0) | TrackBack(0) | チェコ
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/9853196

この記事へのトラックバック
プロフィール
olomoučanさんの画像
olomoučan
プロフィール


チェコとスロヴァキアを知るための56章第2版 [ 薩摩秀登 ]



マサリクとチェコの精神 [ 石川達夫 ]





















×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。