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2020年05月12日

自宅監禁日記(五月八日)



 日本で第二次世界大戦が終わった日というと、8月15日ということになっているが、こちらだと5月8日で、アジアでのことは知ったこっちゃないと言う扱いだった。最近は、多少意識が変わったのか、ヨーロッパで第二次世界大戦が終わった日と言われることも増えているけど、こちらの人にとって第二次世界大戦の太平洋戦線が終了したのは、8月15日ではない。日本人の意識にはあまりない9月2日ということになっている。
 こんな歴史認識の違いを責めるつもりはない。日本人だって第二次世界大戦のヨーロッパ戦線が終了した日を普段から覚えている人などどれだけいるだろうか。高校で世界史を勉強した人ならと言いたくなるけれども、大学受験が目標の今の高校の授業では近現代は軽視されるものだから、残りは教科書をうちで読んでおけで終わる可能性もある。

 うちの高校の世界史の先生たちも、独自の参考書だったか、問題集だったかを共同で執筆して出版する(我々のころはその準備中だった)ほどの人たちで、熱心に授業をしていたが、正規の授業では第一次世界大戦終了後、ミュンヘン協定ぐらいまでは細かく説明して、第二次世界大戦以後は駆け足で終わってしまった。受験対策の課外授業では試験に出そうなところを中心に、もう少し詳しくやったかな。
 ヨーロッパの国の中でも、ロシアが5月9日を終戦の日としているだけでなく、歴史認識が完全に一致しているわけではない。第二次世界大戦について大統領が殊勝なことを言うことの多いドイツも、周辺の被害を与えた国々と歴史認識を完全に共有しているわけではない。殊勝な発言をするのが大統領であって、首相ではないというのもまたドイツのうまいところである。そんな歴史認識の違いを理由に、外交関係を悪化させるようなことはしないのがヨーロッパ諸国で、アジアのどこぞの国との違いである。

 それはともかく、国が行う終戦の記念式典は、例年よりもひっそりと開催された。会場となったのはプラハのビートコフの丘の上にある記念碑の前である。ここはもともとフス派戦争のときの古戦場で、チェコスロバキア第一共和国が独立したあとに、第一次世界大戦に参加して亡くなったチェコスロバキア軍団の兵士たちの記念碑が建てられ、以後ヤン・ジシカの像が建てられるなど、チェコスロバキアのために戦って亡くなった人を祭る場所となっている。
 日本の靖国神社みたいな場所だと考えてもいいのだが、宗教施設ではなく軍が管理する施設なので教会はなかったと思う。一見これで政教分離が成立しているように見えるが、記念式典には大統領を初めとする政治家が参列したのだが、その中に当然のようにプラハの枢機卿も入っていた。そして演説までしたのだったか。日本で国主催の終戦の式典で神官やら僧侶やらが重要な役割を果たしたら、政教分離の原則に違反すると大騒ぎになると思うのだけどね。

 それはともかく、気分転換に漫画を読んでいたら、RENTA!で自転車漫画の『アオバ』を何冊かレンタルしていることを思い出して、親サイトのパピレスを覗いた。ログインすると0だと思っていた残りポイントが7000もあった。二年前にジャパンナレッジに登録したときにクレジットカードが使えるかどうかの確認のために購入したポイントが残っていたのだ。
 RENTA!ですでに借りている『アオバ』を何冊か読んだら、新しいのが読みたくなった。当然のことである。それで作者名で検索してみたら、タイトルの新しくなったシリーズが何冊か出ていた。この作者何故だか20巻ごとに単行本の題名を変えるのだけど、4つめの題名の単行本が5巻まで出ているようだった。これは読まずばなるまいとパピレスのポイントを半分ほど、RENTA!のポイントに変更してしまった。

 いまさらパピレスで本を買ってリーダーに移して読む気にもなれなかったので、全部変えてもよかったのだけど、全部変えると今日中に使い尽くしてしまう恐れがある。ということで単行本5冊分、3000円ほどにしておいたのである。当然立て続けに読んでしまったら、すでに12時過ぎ。今日の記事を書き上げるのが間に合わなかった理由である。PCで漫画読むと目も疲れるし、一気読みはやめとけばよかった。
2020年5月9日15時。



順番間違えた。


https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19
https://www.krajpomaha.cz/









posted by olomoučan at 05:59| Comment(0) | TrackBack(0) | チェコ
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