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2020年04月13日

自宅監禁日記(四月十日)



 イースターの大金曜日ということで、祝日である。チェコでは一番最近増えた祝日だと思うのだが、ドイツの悪影響でチェコでも始まった祝日の営業禁止は、この大金曜日には適用されない。月曜日は適用されるので、たしかオロモウツ地方では、月曜日は地方が薬屋の営業を行なうなんてことを発表していたはずだ。実際にどのような形で行なうのかは知らんけど。
 オロモウツの旧市街の普通のお店は、週末は土曜の午前中だけ営業して休みというところが多い。こういうところは祝日もお休みである。それに対して、チェコ的なデパートとも言うべきショッピングセンターの場合には、年中無休と言うところが多く、今はやめていると思うが、スーパーのテスコは一部の店舗で24時間営業をやっていた。

 これに対して、こういうお店で働く人たちに休みがないのはおかしいとか、クリスマスなどの祝日に家族と過ごせないのはおかしいなどという理由で、祝日のうち、クリスマスを中心に何日かに関して、法律で休業することが決められたのが確か数年前のことだと記憶する。これにはドイツやオーストリアからの圧力があったと噂されていた。国境地帯に住む人が自国の店が休みの日にチェコに買出しに来て大量の買い物をするのを、ドイツ側が面白く思っていなかったらしいのだ。ドイツのスーパーは週末と祝日は営業禁止のはずである。
 この問題に関しては、市民民主党などが営業日と休業日を決めるのは、経営者の判断であって、それを国が押し付けるのはおかしいという主張をしていた。個人的には、チェコのこの手の商業施設の問題は定休日を設けていないところにあると思っていたので、なんでこんな法律を作るかなとあきれたものである。従業員のインタビューでもクリスマスに出社することになってもその分手当を弾んでくれれば歓迎だなんて声もあったし。それぞれの施設で定休日をずらせば、買い物できない消費者もいなくなるしさ。この辺、ヨーロッパの、特にドイツの連中の考えることは理解不能である。

 休みになると、体調がよくなくなるというのは今回も発揮され、朝起きると風邪の引き始めのように喉に違和感があり、頭が重かった。多少の疲労も感じていたけど、これはいつものことで、気にしても仕方がない。こういうときには寝るに限るので、PCの画面を見ていられなくなった午後は昼寝の時間に当てた。夜も早く寝て明日の朝も遅くまで寝ていよう。それでも駄目なら月曜日まで繰り返すだけだ。火曜日から仕事が始まっても、職場に出る必要がない分、体力は温存できる。これが自宅監禁労働生活の唯一の利点かもしれない。

 日本では、緊急事態宣言は出たものの混乱が続いているようだ。そりゃあ当然の話である。近所の小母ちゃんたちの井戸端会議や、ネット上の掲示板何とかチャンネルとレベルでしかないテレビのワイドショーを中心とするマスコミの大騒ぎに引きづられて宣言を発したのだから、まともに機能するわけがない。宣言を出せば何とかなるというイメージをばら撒いたマスコミがいけないのである。それに乗って具体的なことは何も決めずに宣言を出してしまった政府もアホだけどさ。
 チェコのバビシュ政権も、かなり短絡的に非常事態宣言を出したけど、ここまでひどくはなかった。少なくとも最初のいくつかの政策については決定した上で、宣言を出したのは明らかである。当初は規制の対象や範囲が変わることも多く、批判の対象になっていたが、実際に導入したら不備が発覚した結果臨機応変に対応したと評価できなくもない。そのチェコでも非常事態宣言は一ヶ月では撤回できず、四月末までの延長が決まったのである。その上、再延長もほぼ確実視されている。

 日本は一月で終息させるつもりのようだけど、大丈夫なのかね。いや、実は日本の場合にはこんな宣言出しても出さなくても結果は変わらないんじゃないかとも思う。そもそもの人と人の接触のしかたが、日本と欧米では大きく異なるのだから、欧米でこうだから、日本もこうなるというのは予測ではなく、思考停止である。
 検査検査とうるさいのもなあ。検査の数を増やすなら、チェコも遅ればせながら導入した老人ホームなどの高齢者介護にかかわる人と医療関係者の検査を定期的に行うべきであって、芸人やらマスコミ関係者やらは感染したところで誰も困らないのだから、高齢者以外は肺炎の症状が出るまで放置しておけばいい。学校の先生の検査も行なって学校再開につなげるのも悪くないか。

 欧米のメディアが日本のやり方を批判したり、ありえないなんていっているのも、どうせ差別主義から出ているのだから気にする必要はないと思うのだけどね。やつらはろくに対策をしていない後進国である日本の犠牲者が、経済が壊滅的な状態になるのを覚悟の上で厳しい対策をとるしかなかった自国よりも少ないという事実を認められないだけである。日本だけ経済活動が止まらないのも許せないから、緊急事態宣言を押し付けたいという思惑もあるんだろうしさ。
 チェコもそうだけど、どの国も、緊急事態宣言を出すなら出すで、解除となる条件を提示するべきであろう。それを決めかねているというのもあるかもしれないけど、ある程度の目安を提示しないと長引いた際のお先真っ暗感はこの上ないものになってしまう。
2020年4月11日20時。







https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19
https://www.krajpomaha.cz/








posted by olomoučan at 07:02| Comment(0) | TrackBack(0) | チェコ
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