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2019年12月15日

初雪?(十二月十二日)



 ブルノに行かなければならなかった十二月朔日あたりから冷え込みが強まり、冬が本格的にやってきて寒さに震えていたのだが、その後、また気温が上がりほっと一安心していた。今週の火曜日までは比較的暖かかったのだ。それで、水曜日も天気予報を確認することなく、そんなに寒くなることはあるまいと、比較的薄着で、とはいえ下着から上着まで4枚重ねたけど、出かけた。
 家を出た瞬間に失敗したかなと思ったのだが、わざわざ引き返して一枚余計に重ねるのも面倒だと、そのまま職場に向かった。歩いている間は体を動かすので、そんなに寒いとも思わなかったのだが、職場について、自分の身体が冷え切っていることに気づいて、頭を抱えた。熱いお茶を飲んでも、コーヒーを飲んでもどうにもならず、久しぶりに寒さで頭が痛くなるという体験をした。

 これまでは、寒さで頭が痛くなるのは、気温がマイナス二ケタまで下がるような寒波に襲われたときだけだったのだが、今回は完全に自分の油断のせいである。厚着をして歩き回ると汗をかきそうになるのがいやで、寒すぎもせず汗もかかない、ぎりぎりの服装を狙うのだけど、成功よりも失敗のほうが多い気がする。服装だけでなく、帽子が薄めのものだったとか、マフラーを巻かなかったというのも失敗の原因になっている。

 だから、今日は同じ失敗を繰り返さないように、シャツの下の下着から暖かいものに替え、ズボンの下にもチェコ風の股引を履き、靴もごつい冬靴で出発した。毛糸の帽子は被ったけど、マフラーは忘れた。去年おっちゃんの店で買った新しいハーフコートは、マフラーを巻きにくいのでついつい省いてしまう。それでも、職場に出かけるときは問題なかった。今日は完璧な選択だったと思わず自画自賛してしまったぐらいである。
 昨日のように冷え切った体で調子が上がらないということもなく、6時過ぎまで仕事をして職場を出ると、冷たいものがそらから落ちて来ていた。一つ一つは手のひらの上で融けてしまうようなものだったが、雪、もしくは雪のなりかけで道路の表面はシャーベット状のものに覆われて気を付けないと滑りそうだった。

 これまでも、雪っぽいものがちらついたことはあったが、地面に積もりそうなレベルでの雪は今日が最初じゃないだろうか。昨日も窓に白っぽいものがあったような気もしなくはないけど、寝ぼけていたので、なかったことにする。とまれ十二月中旬に初雪、今年はかなり遅い方である。初雪が遅いからといって冬が寒くならないとは限らないのが困ったものだけど、水不足にならないように雪はたくさん降ってもいいけど、気温は−5度ぐらいまででおさまってくれないかなあ。
 徐々に気温が下がるのなら、体を慣らしていくこともできるのだけど、チェコの気温の変動は急激だから、体が悲鳴を上げることになる。水曜日も前日から一気に十度ぐらい下がったわけだし、またまた耐えるべき寒さがやってくる。以前は、冬になると厚着をしたままお店などに入って暖房の強さに汗をかいて、そのまま外に出て汗が冷えてしまって風邪をひくというのを繰り返していた。近年はそんなことがなくなった分だけ、チェコの冬になれたということなのだろう。

 今年は十月の始めに「冬来たり」なんて文章を書いているけれども、そこから再び気温が上がって二か月近く、割と過ごしやすい冬の始めだったのだ。天気予報によると来週はまた気温が上がるという話だから、完全に凍り付くような冬がやってくるのはもう少し先なのかもしれない。そんな厳しい寒さが来るのが一日でも遅く、寒い日が一日でも少ないことを例年通り祈っておく。水不足はいやだから雪はたくさん降ってもいいことにしておこう。
 昨日は、すでにトラムの路線の改修も終わってうちの近くまでトラムが走るようになっていることもあって、久しぶりにトラムに乗ろうと思って切符を買った。それなのに、停留所まで行くと、うちのほうまで行くやつが出たばかりで、次のが来るまで10分以上もあったので、この寒さの中で待ってはいられず、いつも通り歩いて帰ることになった。そして今日もまた時間の関係でトラムに乗らずに歩いて帰った。冬休みの始まる来週の末まで、寒さに負けないでいられるだろうか。いや、もうほとんど負けてはいるのだけどさ。
2019年12月13日11時。










タグ:愚痴 日記的
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