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posted by fanblog

2019年04月11日

ばれた。二回目(四月九日)



 夕方知り合いがプラハから来たので、共和国広場まで迎えに出た。駅まで行かなかったのは珍しく仕事中だったからである。こちらの職場が見たいということなので案内する。一応歴史的建造物の中に入っているから、一見の価値がないわけではない。
 迷路のような会談と廊下を経て、部屋に入ったとたんに、「あの、ブログ……」と言われて慌ててしまった。一応、内緒で、匿名でやってるし、読む人が読めばわかるようになっているけれども、そんな記事をいくつも書いてしまっているけど、直接知人に気づかれて「ブログ云々」と言われたのは初めてである。

 二年目に入るところで気づいてくれたのは、日本にいる知人で、オロモウツにいる知人を通じて気づいたことを告げられたのだった。正直な話、始めたときには、簡単に気づかれていろいろな人から「ブログ……」と言われて言い訳を重ねるのを覚悟していたのだが、ふたを開けてみたら滅多にないことで、これはもう知人に気づかれるようなことはないだろうと高をくくっていただけに、今回言われたときには周章狼狽してしまった。
 いろいろ話を聞いていたら、気づかれた理由、もしくは気づかれない理由が見えてきた。今回オロモウツに来た方は、最近、とはいっても半年以上も前のことになるけど、チェコに来た人で、チェコについていろいろ調べているうちに、検索結果としてこのブログが登場して、記事を読んでみたら何か知っている人っぽいぞと思ったらしい。

 チェコについての記事が多いとは言っても、普通のチェコに旅行に来ようなんて人には役に立たないようなことしか書いていないから、チェコに仕事できてしばらく暮らさなければならない人が、ビザとか郵便事情とかを調べる際とか、日本でチェコ語を勉強している人が、よくわからないチェコ語の説明を探す際とかに、このブログの記事にたどり着いて、さらにわけがわからなくなるというのが落ちなのだろう。
 そして、ほぼオロモウツに引きこもっている人間なので、仕事でチェコに来る人と知り合う機会はほとんどないし、知り合いの中にはチェコ語を勉強している人はほとんどいないから、このブログにたどり着いても、その犯人が誰であるか気づかれることはなかったのだろう。知り合いのチェコ関係者は、ディープにチェコ、チェコ語の世界にはまっているから、こんなブログで情報を収集する必要がないから気づかれないと。

 それから、昔の友人なんかは、チェコに旅行で来ると言い出した奴もいたけど、チェコについて詳しい薀蓄話を集めるようなタイプではなかったから、このブログにたどり着くような検索はしないと。連中の中には『小右記』関係の記事にはたどり着いていてもおかしくはないのはいる。ただ、こちらが日本を出た時点では、メールアドレスなんか持ってなかったから、お互いに連絡先を知らないというのが多いのだった。

 友人というのは存在することが大切で、何年も連絡を取らなくても、消息がわからなくても、こちらが友人だと思っている以上は友人であり、会うのが本当に久しぶりであっても、すぐに昔の学生時代の気分に戻って話ができるものだという感覚は、お互いに監視しあい束縛しあうSNSが全盛の現在ではあまり理解してもらえない感覚かもしれない。
 個人的には、SNSというものには全く魅力を感じないので、我が友人たちも仕事上強制されたとかいう事情でもない限り手は出さないだろうと思っていた。それだけに、大学時代の畏友がツイッターをやっているのに気づいたときは驚愕してしまったのだけど、当然ツイッターも嫌いだから、偶然気づいたとき以来一度も覗きに行っていないのである。あいつはやっぱりあいつだったと、久しぶりに確認できて安心感と満足感が得られた。次はまた数年後に確認すればそれでいい。

 次に、知り合いから、直接、またはメールで「ブログ……」と言われるのはいつになるだろうか。こちらから存在を教えた人が、十人前後いるけど、犯人の名前を広めないでねとお願いしてあるし、すぐってことはないだろう。またばれたときには、前回と今回のような、いつも以上にしょうもない記事を書くことにする。自転車操業が続く。
2019年4月10日23時55分。














posted by olomoučan at 07:09| Comment(0) | TrackBack(0) | ブログ
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