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海上自衛隊の哨戒機が、P-3CからP-1に世代交代が始まっています。
P−3C哨戒は、対潜水艦に非常に効果がありましたが、対艦ミサイル攻撃もできました。
後継機のP-1哨戒機は、最大で対艦ミサイル8発搭載が可能とのこと。
BRU-47/Aパイロン一杯つけて早くできませんかね(ミサイル脳)?!
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(1)P-1哨戒機の対艦ミサイル搭載写真が出てますね〜!
最近、厚木の第51航空隊において新空対艦誘導弾の試験と思われる写真が出始めました。
順調に、新空対艦誘導弾の開発が進んでいると思われます。
図1 P-1哨戒機ミサイル4発
引用URL:https://pbs.twimg.com/media/ERZQXSkXsAAPSmv.jpg
中にはいろいろとミサイル搭載位置の試験が行われているものがあります。
1.1 いろんなミサイル取り付け位置!
XP-1で実用試験のころは、いろいろと整合試験のためにミサイル搭載試験をやってくれていました。
図2 XP-1時代のASM-1C模擬弾搭載
引用URL:https://livedoor.blogimg.jp/corez18c24-mili777/imgs/f/0/f07fece7.jpg
現用の空対艦ミサイルである、ASM-1C(91式空対艦誘導弾)の試験は結構実施されました。
ただ、最近は新空対艦誘導弾の試験のために、あまり出てこないんですよね〜。
図3 マーベリック発射試験
引用URL:https://pbs.twimg.com/media/EQbSH9pU4AAUgux.jpg:small
1.2 パイロン搭載はこの形が標準かな?
防衛省のHPを見ると、パイロン付きのP-1哨戒機の写真があったりします。
通常のP-1哨戒機については、このパイロン装備4つで対応するのでしょうか?
図4 P-1哨戒機4号機(防衛省HP)
引用URL:https://www.mod.go.jp/msdf/equipment/aircraft/patrol/p-1/img/p-1_01l.jpg
以前に中級学生入校時に見た、XP-1の時にウイングパイロンにもっと付いていた状態をみたことがあります。
『ASM-1C/ハープーンなら、最大8発まで搭載可能になる』
第51航空隊の技術幹部からの説明ではそのように聞いています。
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1.3 新空対艦誘導弾の場合は?
現在、新空対艦誘導弾(仮称XASM-2?)の試験が行われています。
図5 厚木飛行場
引用URL:https://scontent-yyz1-1.cdninstagram.com/v/t51.2885-15/e35/s1080x1080/89844216_2977027452412337_9204429434145846292_n.jpg?_nc_ht=scontent-yyz1-1.cdninstagram.com&_nc_cat=105&_nc_ohc=ZVRV3lyVrWEAX_tMSHi&oh=2f307a42075624f13a04b00b71398cbb&oe=5F57E1E9
新空対艦誘導弾は、91式空対艦誘導弾の500kg代から800kg代まで増加しているので、もしかすると8発搭載は厳しいかも?
いつも航空関係の知識を学ぶときにお世話になってる、keenedge1999様のTwitterで、パイロンがBRU-47/Aということを知りました。
Twitter:https://twitter.com/keenedge1999
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(2)パイロンBRU-47/Aは結構スゴイ!
P-1哨戒機に搭載される、ミサイル用パイロンは「BRU-47/A」という名称になっています。
図6 BRU-47/Aパイロン(P-1用)
引用wiki
コイツを調べると、結構スゴイものが付いていることがわかります。
2.1 F-15Eにもついてるよ!
BRU-47/Aについては、F-15EストライクイーグルやF-22ラプターのパイロンにもついていることがわかりました。
図7 F-22
引用wiki
結構使えるパイロンであるようですね。
2.2 搭載重量は2000ポンドのようだね!
BRU-47/Aにおいて、ちょっと不明だったのがどのくらいの重さのウェポンまで搭載できるのかでした。
ある資料には、5000lb(ポンド:約2267kg)という表示があったりしました。
製造メーカーである、L3Harris社のカタログを見ると、2000lbという記載がありました。
製造会社カタログ:https://www.harris.com/sites/default/files/documents/solutions_grouping/l3harris-release-systems-product-catalog-sas.pdf
2000lbは、約907kgの計算になります。
新空対艦誘導弾の重量が、約800kg程度と言われていますので十分搭載可能でしょう。
導入予定である3種類の長距離対艦ミサイルについては、
@JSM(407kg):搭載可能
ALASM(1100kg):搭載不能
BJSSM−ER(1021kg):搭載不能
という形になり、JSMだけはP-1でも発射できる可能性があります。
新型対艦ミサイルにも、何とか対応できそうです。
2.3 胴体内にも2個ある模様
P-1哨戒機は、胴体内爆弾倉にもBRU-47/Aが2個設置できる仕様になっているそうです。
爆弾倉は、91式空対艦誘導弾やハープーンの大きさを考慮しているはずなので、ぎりぎりASM-2も搭載できるかもしれません。
図8 爆弾倉イメージ(P-3C)
引用URL:https://rr.img.naver.jp/mig?src=http%3A%2F%2Fnavyfan.cocolog-nifty.com%2Fphotos%2Funcategorized%2F2010%2F10%2F06%2Freimg_0714.jpg&twidth=1000&theight=0&qlt=80&res_format=jpg&op=r
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(3)ASM-2では最大6発が限界かな〜?
自衛艦隊司令部での、統合演習ではP-3Cの対艦攻撃に大いに助けられました。
(参考記事):『【幕僚編F】反撃のJTF!第1次対艦総攻撃開始!』
後継機のP-1にも大きく期待するところです。
3.1 搭載量は6発?
P-1哨戒機の対艦ミサイル搭載量については、
・ASM-1C/ハープーンでは最大8発
・ASM-2(新対艦ミサイル)では最大6発
になるのではないかと思います。
ASM-1Cより、新空対艦誘導弾が長さと重量が増大しています。
最大のところでは、6発程度になるのでしょうか?
3.2 やっぱりP-1の8発搭載が見てみたい!
しかしながら、対艦ミサイル最大搭載のところが見てみたい!
いつかP-1哨戒機の公開があったとき、最大搭載やってみませんか!
(完全な対艦ミサイル厨のたわごとです。)
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防衛・軍事ランキング
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アフガニスタンでは、紛争初期のころ米軍のほかイギリス軍やオーストラリア軍が陸上で哨戒機を使っていたことがあります。
陸上おいてレーダー偵察や、通信中継に活用されていました。
潜水艦捜索レーダーは、陸上の敵発見にも結構役立っていたそうですが、無人機RQ−1プレデターの大量投入によりあまり最近では米軍哨戒機の投入は無くなっているそうです。
NCWによるセンサーとしての、有人哨戒機はかなり有効手段といえますが、アフガニスタンという制空権を確保している戦場が利用価値を生んだといえます。
自衛隊では、哨戒機の陸上部隊支援運用は想定されていません。
そもそも制空権が怪しい状況でしょうし・・・
陸自のLRー2偵察機で手が足りない状況であれば投入するでしょう。