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2020年02月27日

【幕僚編F】反撃のJTF!第1次対艦総攻撃開始!

『反撃の狼煙は、同時弾着対艦攻撃だ!』
(2018年投稿記事です。)

味方部隊の集結と、反撃の準備を着々と整えるJTF!

敵水上部隊は、ついに味方の作戦に誘引され2つの部隊に分離します。

反撃開始の狼煙は、海空部隊による総攻撃!しかし落とし穴が!

ついに反撃を開始した、JTF演習部隊の様子をご紹介!
(前記事):【幕僚編E】自爆ボート・LSF!JTFを阻む敵の罠!
(次記事):【幕僚編G】SBU投入!商船に偽装したAGIを拿捕せよ!!



(1)敵水上部隊に対し、海空同時TOT攻撃を開始!


前回までの我の行動により、敵水上部隊がついに「2部隊」に分離してきました。

敵CV(空母)を主力とする部隊(TGα)は、TG21.2とCTF76の沖縄救出部隊を攻撃する意図のようです。

また、もう一つの敵TG1個部隊(TGβ)は、TG21.4が護衛する「奪還部隊」を攻撃する意図であると判断されました。

この状況に対し、ついに反撃作戦の「第1段」作戦を実施することになりました。

1.1 敵2個水上部隊に同時弾着対艦攻撃!

当面の脅威目標である、敵CVを主力とした部隊(TGα)に対し、

・沖縄から:F-15、P-3Cによる「対艦攻撃部隊」
・九州から:F-15、F-2、P-3Cによる「対艦攻撃部隊」
・展開が完了した、TF25(潜水艦部隊)2隻による「水上攻撃」


での同時弾着(TOT)攻撃を計画しました。

敵CV搭載戦闘機部隊による「航空脅威」を警戒して、F-15戦闘機を護衛に付けます。

航空部隊による、対艦攻撃に合わせて潜水艦による魚雷攻撃で壊滅を狙います。

また、「奪還部隊」を狙った、水上部隊(TGβ)に対しては、

・TG21.1による「対水上攻撃」(対艦ミサイルSSM)
・本州から:F-15、F-2、P-3Cによる「対艦攻撃部隊」


での同時弾着攻撃(TOT)を計画しました。

第1段作戦では、可能な限りの水上艦の壊滅を狙います。

併せて、「奪還部隊」を狙う敵SSの撃破を意図しています。

1.2 総数70発以上の「飽和攻撃」!

第1段作戦では、空対艦、艦対艦ミサイルが70発以上の「飽和攻撃」となります。

敵水上部隊(総数19隻)に対し、これだけの数を発射するのか疑問に思うかもしれません。

実は「対艦ミサイル1発」そのものの破壊力は、あまり大きくありません。

さらに「戦闘不能:大破以上」に追い込むまで、複数発の着弾が必要です。

敵水上艦の迎撃能力を「飽和」させて、着弾させるために多数の発射が必要です。

特に侮れないのが「イージス級の防空能力」を持つ艦の存在です。

図1 (仮想)敵水上「イージス級」防空艦DDG(052C型)
640px-CNS_Haikou_(DDG-171)_in_Rim_of_the_Pacific_(RIMPAC)_Exercise_2014.jpg
引用URL:wiki


敵水上部隊には、「イージス級」防空艦の存在です。

バカにできない防空能力を持っているため、優先して攻撃対象とします。

まずは、即応能力が高い「空対艦ミサイル」による攻撃が主力です!

1.3 第2段作戦に向けての準備も怠らず!

併せて「第2段作戦」に向けての準備も同時並行で進めます。

・日本海に展開していたTG21.3を「硫黄島」周辺に移動
・「硫黄島」への作戦資材の集積
・TG21.4と「奪還部隊」を「硫黄島」に回航
・CTF70が小笠原列島西側に進出できるよう、敵SSNの探知・撃破


第1段作戦と並行して、第2段・第3段作戦の準備で大忙しです。

さあ、まもなく第1段作戦の攻撃時間です!
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(2)壮絶!太平洋での大海空戦勃発!!


同時攻撃前にTG21.1が、「敵SS×1」の撃沈に成功しました。

少なくとも、敵SSの脅威に怯えることは無くなりました。
(そう思っていたのですが・・・)

ついに第1段作戦の攻撃が開始されます。

2.1 敵TGαへの攻撃成功!しかし損害多数!

沖縄方面の、敵TGαへの攻撃はおおむね成功!

しかしCVを主力とした部隊への攻撃の為、味方にも多数の損害が発生しました。

戦果として、
・敵TGα:9隻中5隻の撃破・撃沈に成功(4隻残存)
・CV艦載機多数を撃墜・CVへの攻撃失敗
・イージス級DDG2隻中1隻の撃沈に成功(潜水艦)
・P-3C複数が、敵SAMにより被撃墜
・味方SSについて、1隻が攻撃成功後敵艦に探知され被撃沈


敵水上部隊(TGα)は、強力な防空能力により多くのミサイルが撃破されました。

何とか5隻を撃沈・撃破まで追い込みましたが、味方に損害多数の状況です。

しかし、TG21.2及びCTF76攻撃の意図を挫き、撤退に追いやることに成功です。

2.2 敵TGβへの攻撃は、相討ちか?!

同時に行われた、敵水上部隊(TGβ)の攻撃は、ほぼ相討ちの状況です。

戦果として、
・敵TGβ8隻中5隻の撃破・撃沈に成功(3隻残存)
・P-3C哨戒機1機の被撃墜
・敵TGβからの対艦ミサイル攻撃により、TG21.1に多数の被撃沈発生
・TG21.1 7隻中4隻被撃沈(3隻残存)
(被撃沈:DDH×1、DDG(はたかぜ型)×1、DD(むらさめ型)×2)


敵水上部隊(TGβ)の対艦ミサイル攻撃がTG21.1に集中した結果、被撃沈艦が多数となる損害です。

2.3 恐るべし「SS-N-22(サンバーン)」の威力!!

TG21.1の被害は、「SS-N-22(3M80)」(通称:サンバーン)によるものです。

図2 SS-N-22の水上艦発射シーン
SS-N-22.jpg
引用URL:https://image02.seesaawiki.jp/n/2/namacha2/c717c5fd6a07f335.jpg


亜音速の対艦ミサイルに混合して発射された超音速対艦ミサイル「SS-N-22」は、大変な脅威です。

各艦とも異なる2種類の対艦ミサイル迎撃に苦戦を強いられました。

結果、TG21.1は4隻被撃沈の損害です。

特にDDH×1とTG21.1の半数が失われたのは、緒戦から厳しい状況となりました。

第1段作戦の「海空同時対艦攻撃」は、なかなか厳しい結果となりました。

しかし、第1段作戦終了に気が緩んだところに「追い討ち」が待っていました。



(3)イージス艦撃沈!!敵SSNの時間差攻撃!


JTFを指揮するSF司令部では、攻撃後の「戦果確認」に追われていました。

後方幕僚部でも、「撃墜機乗員救助」「撃破・撃沈艦乗員救助」など多忙を極めていました。

この時のSF司令部は「ひと時の気の緩み」が発生していました。

そこに、突然TG21.1の残存部隊からの緊急無線が入りました。

(TG21.1)
『イージス艦被弾!敵潜水艦からの魚雷攻撃!!』
『魚雷2発被弾!船体急速に傾く!総員退艦命令発令!』
『敵潜水艦1隻を探知、敵SSNの模様!』

完全にSF司令部が凍り付いた瞬間でした。

まさか、CTF70を追尾していると考えていた敵SSN(米原潜が模擬)がいるなんて・・・

その後必死の対潜捜索が行われましたが、敵SSNを取り逃がしました。

残存部隊が3隻で、DDが2隻(HS×2)の状況では、再探知および攻撃が難しい状況でした。

3.1 恐るべきSSNの水中速度30ノット以上!

結果として、SF司令部の読み違いが原因でした。

『SSNは、CTF70の妨害に専念するだろう』

敵の行動を読み切れなかったのが原因です。

図3 原子力潜水艦SSN(ロサンゼルス級)
USS_Asheville_(SSN-758)2.jpg
引用URL:wiki

S
SNの水中速力は、30ノット以上あります。

この速力で、一気にTG21.1に近接して攻撃に参加したものと考えられました。

その後の「演習事後研究会」にて、「CTF70からのSSN失探情報」が伝わらなかった不運が重なりました。

3.2 TG21.1壊滅状態!兵力再編を急げ!

いずれにしても、第1段作戦の戦果で敵水上部隊の半数を撃破しました。

しかし、味方部隊の損害もかなりの状況です。

図4 ここまでの戦闘状況(概略図)
位置状況3.png

特にTG21.1が壊滅状態になったことが痛手です。

反撃作戦の「第2段・第3段作戦」への修正が必要になりました。

とにかく、硫黄島への集結が最優先!

まだまだ、奪還までの道のりは遠いですよ〜!
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この記事へのコメント
管理人様、ご返信ありがとうございます。演習時において敵のスペックを現在のものよりも高く見積もったりすることがあるんですね。
各国の軍事技術も年を追うごとに向上していきますから、納得の理由です。
Posted by 三菱F-2 at 2020年03月19日 18:32
三菱F-2さま、コメントありがとうございます。
当時の自衛隊統合演習での「敵艦」の想定スペックとして、中国海軍「051C型」「052C型」が念頭にありました。
「051C型(旅洲型)」に搭載されている「S-300FM(48N6E2)」が各艦に装備されているという前提で演習を行いました。
「S-300FM」の射程が「ASM-1C」の射程より上回っている条件下で、突破攻撃を演練した結果、多数の被害が出たという結果となりました。
(当時の海自の考えでは、S-300FMが艦載SAMの主流となると考えていました)
P-3Cの速度では逃げ切れないというのが、当時でのOR分析での考えです。


Posted by 管理人 at 2020年03月19日 12:40
味方の損害として
・P-3C複数が、敵SAMにより被撃墜
とありますが、なぜ撃墜されたのですか?
敵SAMの射程がP-3CのASMの射程を上回っていたのか、それとも目標艦とは別の艦のSAMの射程に入ってしまったのか、理由が知りたいです
Posted by 三菱F-2 at 2020年03月19日 07:35
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