2017年12月19日
雪の本当の怖さをわかって雪国に物件購入してますか?B
前回までの続きです。
雪の本当の怖さをわかって雪国に物件購入してますか?
雪の本当の怖さをわかって雪国に物件購入してますか?A
前回までは除雪・排雪にかかる経費と現場の実態のお話をしました。
今回は除雪のレベルについてお話します。
現場の実態は「そもそも除雪自体をしっかりとしていない場合がある」ということでしたが、そこはビシッと「何センチ以上積もったら除雪する」等、細かく契約書を交わししっかり除雪をしてくれたとして、その除雪はどこまでされているのか。
というのも、通常一般家庭で「除雪をする」というと小さな家庭用除雪機もしくはスコップ片手に家の前や駐車場を除雪します。
この場合、壁の際まで普通に除雪できます。
しかし、除雪業者に依頼して除雪してもらった場合、デカイ重機で一気に除雪することになります。
面積の広いアパマンの駐車場も一瞬で除雪することができますが、写真を見てのとおりどう見ても小回りが利きません。
乗ってみればわかりますが、壁付近の雪はそのまま残ってしまいます。
駐車場に停めてある車が1台でもあればその周辺は除雪できません。
電柱なんかが立っている場合も同じですね。
この残雪の度合いは業者によってマチマチです。
でも絶対残ります。
そもそも残雪の何が悪いのかというと、夏に内覧があるならいいのですが、除雪がしっかりされていない状態の物件は雑草ボーボーの物件と印象が変わりません。
内覧でそんな雑草ボーボー物件は入る前からイメージ悪いですね。
全くやらずに放置は最悪です。
ガス屋目線でも、そういう物件のほうが入居者の滞納率高いです。
また、雑草であれば伸びるスピードがある程度決まっているので物件を見なくても状況が予想しやすいですが、雪は不定期でどのくらい積もったか以前にその物件で降ったのかどうかもわかりません。
住んでるところがドカッと降ってても、車で10分のところが全く降ってないなんてことは普通です。
そういう意味では雑草よりもタチが悪いと言えます。
どのアパートでも同じならいいのですが、綺麗にしているところもたくさんあります。
地主系の大家さんは運営を管理会社に丸投げして全然関わっていないのに、除雪だけは綺麗にしている場合が多いです。
アパート経営は馬鹿にされがちな地主さんですが、元々しっかりした家系なので自宅の手入れに抜かりなく、そのまま近所にあるアパートの除雪もやるという流れです。
物件の近くに住んでいる大家さんも労働力投入してやる方もいます。
僕の場合は近い物件は重機もってるので自分でやります。
遠い方の物件は車で15分なので重機は遅すぎて行くのに2時間かかるので業者にお願いしています。
自分で除雪すると重機使っても壁際だけ降りてスコップでちょちょっとやれば見違える程綺麗になります。
時間はかからないのですが、業者さんはイチイチ重機から降りてまで除雪はしてくれません。
遠い方の物件はそのままだとやっぱりだらしない状態です。
だからと言って労働力投入して全部自分でやるとある程度降った日なら2時間以上かかります。
そこでどうするかというと壁や障害物の端だけジョンバー(スコップの一種)でちょちょっと外側に出してやればいいのです。
僕の8戸のアパートくらいなら5分もかかりません。
そうすると業者さんが除雪に入った時に外側に出した雪と一緒に除雪してくれます。
人力と重機のハイブリッド除雪ですね。
遠方大家さんはそれができないので、同じ家賃なら立地やグレードで勝負するしかありません。
どちらにしても雪のない地域のオーナーさんが雪国に物件を持つ場合は除雪のシーズン契約を業者さんと直接交わしたほうがいいですね。
そして、物件を選ぶ場合は共用廊下があり外から供用廊下への入り口が一か所に集約されているような
物件がおすすめです。
その入口1ヵ所しか気になりません。
各部屋を出たらそのまま外という物件はアパートの側面の大部分が入口であり、その全てに雪が積もっているのは印象悪いです。
雪については、物件ごとにしっかりとその対処法を見極めた上で購入した方がいいと思います。
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雪の本当の怖さをわかって雪国に物件購入してますか?
雪の本当の怖さをわかって雪国に物件購入してますか?A
前回までは除雪・排雪にかかる経費と現場の実態のお話をしました。
今回は除雪のレベルについてお話します。
一般人と専門業者の除雪方法の違い
現場の実態は「そもそも除雪自体をしっかりとしていない場合がある」ということでしたが、そこはビシッと「何センチ以上積もったら除雪する」等、細かく契約書を交わししっかり除雪をしてくれたとして、その除雪はどこまでされているのか。
というのも、通常一般家庭で「除雪をする」というと小さな家庭用除雪機もしくはスコップ片手に家の前や駐車場を除雪します。
この場合、壁の際まで普通に除雪できます。
しかし、除雪業者に依頼して除雪してもらった場合、デカイ重機で一気に除雪することになります。
面積の広いアパマンの駐車場も一瞬で除雪することができますが、写真を見てのとおりどう見ても小回りが利きません。
乗ってみればわかりますが、壁付近の雪はそのまま残ってしまいます。
駐車場に停めてある車が1台でもあればその周辺は除雪できません。
電柱なんかが立っている場合も同じですね。
この残雪の度合いは業者によってマチマチです。
でも絶対残ります。
残雪状態のデメリット
そもそも残雪の何が悪いのかというと、夏に内覧があるならいいのですが、除雪がしっかりされていない状態の物件は雑草ボーボーの物件と印象が変わりません。
内覧でそんな雑草ボーボー物件は入る前からイメージ悪いですね。
全くやらずに放置は最悪です。
ガス屋目線でも、そういう物件のほうが入居者の滞納率高いです。
また、雑草であれば伸びるスピードがある程度決まっているので物件を見なくても状況が予想しやすいですが、雪は不定期でどのくらい積もったか以前にその物件で降ったのかどうかもわかりません。
住んでるところがドカッと降ってても、車で10分のところが全く降ってないなんてことは普通です。
そういう意味では雑草よりもタチが悪いと言えます。
残雪の実態と対処方法
どのアパートでも同じならいいのですが、綺麗にしているところもたくさんあります。
地主系の大家さんは運営を管理会社に丸投げして全然関わっていないのに、除雪だけは綺麗にしている場合が多いです。
アパート経営は馬鹿にされがちな地主さんですが、元々しっかりした家系なので自宅の手入れに抜かりなく、そのまま近所にあるアパートの除雪もやるという流れです。
物件の近くに住んでいる大家さんも労働力投入してやる方もいます。
僕の場合は近い物件は重機もってるので自分でやります。
遠い方の物件は車で15分なので重機は遅すぎて行くのに2時間かかるので業者にお願いしています。
自分で除雪すると重機使っても壁際だけ降りてスコップでちょちょっとやれば見違える程綺麗になります。
時間はかからないのですが、業者さんはイチイチ重機から降りてまで除雪はしてくれません。
遠い方の物件はそのままだとやっぱりだらしない状態です。
だからと言って労働力投入して全部自分でやるとある程度降った日なら2時間以上かかります。
そこでどうするかというと壁や障害物の端だけジョンバー(スコップの一種)でちょちょっと外側に出してやればいいのです。
僕の8戸のアパートくらいなら5分もかかりません。
そうすると業者さんが除雪に入った時に外側に出した雪と一緒に除雪してくれます。
人力と重機のハイブリッド除雪ですね。
遠方大家さんはそれができないので、同じ家賃なら立地やグレードで勝負するしかありません。
どちらにしても雪のない地域のオーナーさんが雪国に物件を持つ場合は除雪のシーズン契約を業者さんと直接交わしたほうがいいですね。
そして、物件を選ぶ場合は共用廊下があり外から供用廊下への入り口が一か所に集約されているような
物件がおすすめです。
その入口1ヵ所しか気になりません。
各部屋を出たらそのまま外という物件はアパートの側面の大部分が入口であり、その全てに雪が積もっているのは印象悪いです。
雪については、物件ごとにしっかりとその対処法を見極めた上で購入した方がいいと思います。
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