2018年12月10日
国家試験解説「公衆栄養学(No.156)」
Q156.保健統計に関する調査とそこから得られる情報の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)患者調査ー患者の健康意識
(2)乳幼児栄養調査ー幼児の朝食習慣
(3)家計調査ー世帯ごとの食品群別摂取量
(4)国民生活基礎調査ー1日の身体活動量
(5)学校保健統計調査ー児童・生徒の生活習慣
【解説】…正答(2)
(1)誤り。患者調査では、推計患者数、入院及び外来受療率、退院患者の平均在院日数などの
情報が得られる。
健康意識は、国民生活基礎調査で把握される。
(2)正しい。乳幼児栄養調査では、乳幼児の栄養方法や食事に関する状況、
乳幼児の生活習慣や健康状態に関する状況、食物アレルギーに関する状況などの情報が得られる。
(3)誤り。家計調査では、世帯収入、世帯の支出などの情報が得られる。
食品群別摂取量は、国民健康・栄養調査まで把握される。
(4)誤り。国民生活基礎調査では、有訴者率、通院者率、健康状態、意識状態、
健診・人間ドック受診状況、要介護となった原因、介護の状況などの情報が得られる。
1日の身体活動量は、国民健康・栄養調査で把握される。
(5)誤り。学校保健統計調査では、児童生徒等の発育状態、児童生徒等の健康状態などの情報が得られる。
児童・生徒の生活習慣は、児童生徒の食生活・食事状況の実態調査にて把握されるが、
平成22年度で調査終了となった。
受験の書類提出は、平成30年12月3日(月曜日)から12月14日(金曜日)までです。
まだ提出していないという方は、急いで提出しましょうね!
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