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2018年10月24日

国家試験解説「食べ物と健康(No.67)」

Q67.食塩と調理に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

(1)味付け飯の食塩添加量は、加水量の3.0%が目安である。
(2)すまし汁の食塩濃度は、1.2%が目安である。
(3)野菜の浅漬けの脱水目的で使う食塩濃度は、野菜量の0.2%が目安である。
(4)貝類の砂をはかせる目的で使う食塩水の濃度は、3.0%が目安である。
(5)果物の褐変は、食塩水に浸すことで促進する。

【解説】…正答(4)
(1)誤り。味付け飯の食塩添加量は、米重量の約1.5%が目安である。
(2)誤り。汁物の好ましい食塩濃度は、0.7〜1.0%である。
(3)誤り。脱水目的で野菜にふり塩する場合は、野菜量の2〜4%の食塩を使う。
(4)正しい。貝類に砂をはかせるためには、海水程度の濃度の食塩水を使うとよい。
(5)誤り。ポリフェノールオキシダーゼによる果物のかっへんは、食塩水に浸すと抑制される。
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食品会社で勤務しながら、半年間の独学を経て管理栄養士の国家試験に合格。その後、管理栄養士として勤務するために病院へ転職。6年間で3つの病院を経験。現在は、管理栄養士国家試験の参考書の校正や答案添削を行っています。 <取得資格>管理栄養士、栄養教諭、糖尿病療養指導士、病態栄養認定管理栄養士、NST専門療養士
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