2018年01月21日
D生活習慣(ライフスタイル)の現状と対策【解説】
それでは、「生活習慣(ライフスタイル)の現状と対策」の問題の解説をします。
(1)認知症は、身体活動の増加でリスクを低減できるとしている。
(2)健診結果(血糖・血圧・脂質)が基準範囲内の18〜64歳の身体活動を、
3メッツ以上の強度で毎週60分としている。
(3)健診結果が基準範囲内の18歳未満の身体活動を、強度を問わず毎日40分としている。
(4)健診結果が基準範囲内の65歳以上の身体活動を、強度を問わず毎週30分としている。
(5)3メッツ以上の強度の身体活動とは、息が弾み汗をかく程度としている。
【解説】…正答(1)
(1)正しい。身体活動の増加でリスクを低減できるものとして、従来の糖尿病・循環器疾患等に加え、
がんやロコモティブシンドローム・認知症が含まれることを明確化している。
(2)誤り。身体活動ではなく、運動に関する記述であり、4メッツ・時/週に相当する。
身体活動は、3メッツ以上の強度で毎日60分としており、これは23メッツ・時/週に相当する。
(3)誤り。18歳未満の身体活用については、特に示されていない。
(4)誤り。毎週30分ではなく毎日40分としており、これは10メッツ・時/週に相当する。
(5)誤り。身体活動ではなく、運動に関する記述である。
3メッツ以上の強度の身体活動は、歩行またはそれと同等以上としている。
(1)たばこの煙中のニコチンー発がん性
(2)たばこの煙中の一酸化炭素ー血液の酸素運搬能の上昇
(3)環境たばこ煙ー乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスク上昇
(4)たばこ煙中のタールー依存症
(5)妊娠中の喫煙ー巨大児の出産
【解説】…正答(3)
(1)誤り。たばこ煙中のニコチンは、たばこ依存症を引き起こす。
また、血管を収縮させる作用もある。
(2)誤り。たばこ煙中の一酸化炭素は、血液の酸素運搬を阻害する。
(3)正しい。
(4)誤り。たばこ煙中のタールには、発がん性がある。
(5)誤り。妊娠中の喫煙は、低出生体重児、流産・早期なそ妊娠に関連した異常のリスクが高くなる。
(1)健康増進法に、受動喫煙の防止に関する規定がある。
(2)未成年者喫煙寄進司法は、明治時代に制定された。
(3)わが国は、WHOのたばこ規制枠組条約を批准している。
(4)ニコチン依存症管理は、医療保険の適用外である。
(5)禁煙補助剤は、一般用医薬品に含まれる。
【解説】…正答(4)
(1)正しい。健康増進法第25条に、「多数の者が利用する施設を管理する者は、
これらを利用する者について、受動喫煙を防止するために必要な措置を講ずるように
努めなければならない。」とされている。
(2)正しい。明治33年に制定された未成年者喫煙禁止法により、未成年の喫煙が禁止されている。
(3)正しい。2003年5月の世界保健総会において「たばこ規制枠組条約」が採択された。
我が国は、2004年6月8日に正式に批准し、翌年2月27日に発効した。
(4)誤り。ニコチン依存症管理は、医療保険の適用となる。
喫煙希望のあるニコチン依存症患者に対する一定期間の禁煙指導について、
平成18年度診療報酬改定において、ニコチン依存症管理料が新設された。
(5)正しい。一般用医薬品は、医師による処方箋を必要いとせずに購入できる医薬品のことである。
パッチタイプやガムタイプの禁煙補助剤が一般医薬品として販売されている。
(1)幼児ー歯口清掃の指導
(2)学童ー永久歯う歯の予防
(3)中・高校生ーう歯の早期治療
(4)成人ー歯周疾患の早期治療
(5)高齢者ー「8010運動」の推進
【解説】…正答(5)
(1)正しい。幼児期を対象に、乳歯う歯の予防、歯口清掃の確認・指導、間食等に対する
食生活指導などをねらいとした1歳6か月児歯科健康診査や、
乳児う歯・不正咬合等の早期発見、早期治療、予防処置などをねらいとした
3歳児歯科健康診査などが実施されている。
(2)正しい。学童期を対象に、永久歯う歯の予防と早期治療の推進などをねらいとした、
就学児歯科健康診査や定期歯科健康診査などが実施されている。
(3)正しい。中学・高校生を対象に、う歯の予防と早期治療の推進、歯科衛生思想の普及啓発、
不正咬合の予防、歯周疾患の予防などをねらいとした、
定期歯科健康診査や歯科保健教育などが実施されている。
(4)正しい。成人期を対象に、歯科治療の推奨と歯口清掃の徹底、歯周疾患の早期治療推進、
歯の喪失予防をねらいとした、歯の健康教育、健康相談、歯周疾患健診などが実施されている。
(5)誤り。老年期を対象に、平成元年、80歳で20本以上の歯を保つことを目標とした
「8020運送」を推進することが提言され、その後さまざまな8020運動推進支援事業が実施されている。
Q1.「健康づくりのための身体活動基準2013」に関する記述である。
正しいのはどれか。1つ選べ。
正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)認知症は、身体活動の増加でリスクを低減できるとしている。
(2)健診結果(血糖・血圧・脂質)が基準範囲内の18〜64歳の身体活動を、
3メッツ以上の強度で毎週60分としている。
(3)健診結果が基準範囲内の18歳未満の身体活動を、強度を問わず毎日40分としている。
(4)健診結果が基準範囲内の65歳以上の身体活動を、強度を問わず毎週30分としている。
(5)3メッツ以上の強度の身体活動とは、息が弾み汗をかく程度としている。
【解説】…正答(1)
(1)正しい。身体活動の増加でリスクを低減できるものとして、従来の糖尿病・循環器疾患等に加え、
がんやロコモティブシンドローム・認知症が含まれることを明確化している。
(2)誤り。身体活動ではなく、運動に関する記述であり、4メッツ・時/週に相当する。
身体活動は、3メッツ以上の強度で毎日60分としており、これは23メッツ・時/週に相当する。
(3)誤り。18歳未満の身体活用については、特に示されていない。
(4)誤り。毎週30分ではなく毎日40分としており、これは10メッツ・時/週に相当する。
(5)誤り。身体活動ではなく、運動に関する記述である。
3メッツ以上の強度の身体活動は、歩行またはそれと同等以上としている。
Q2.たばこの健康影響に関する組み合わせである。
正しいのはどれか。1つ選べ。
正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)たばこの煙中のニコチンー発がん性
(2)たばこの煙中の一酸化炭素ー血液の酸素運搬能の上昇
(3)環境たばこ煙ー乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスク上昇
(4)たばこ煙中のタールー依存症
(5)妊娠中の喫煙ー巨大児の出産
【解説】…正答(3)
(1)誤り。たばこ煙中のニコチンは、たばこ依存症を引き起こす。
また、血管を収縮させる作用もある。
(2)誤り。たばこ煙中の一酸化炭素は、血液の酸素運搬を阻害する。
(3)正しい。
(4)誤り。たばこ煙中のタールには、発がん性がある。
(5)誤り。妊娠中の喫煙は、低出生体重児、流産・早期なそ妊娠に関連した異常のリスクが高くなる。
Q3.たばこ対策に関する記述である。
誤っているのはどれか。1つ選べ。
誤っているのはどれか。1つ選べ。
(1)健康増進法に、受動喫煙の防止に関する規定がある。
(2)未成年者喫煙寄進司法は、明治時代に制定された。
(3)わが国は、WHOのたばこ規制枠組条約を批准している。
(4)ニコチン依存症管理は、医療保険の適用外である。
(5)禁煙補助剤は、一般用医薬品に含まれる。
【解説】…正答(4)
(1)正しい。健康増進法第25条に、「多数の者が利用する施設を管理する者は、
これらを利用する者について、受動喫煙を防止するために必要な措置を講ずるように
努めなければならない。」とされている。
(2)正しい。明治33年に制定された未成年者喫煙禁止法により、未成年の喫煙が禁止されている。
(3)正しい。2003年5月の世界保健総会において「たばこ規制枠組条約」が採択された。
我が国は、2004年6月8日に正式に批准し、翌年2月27日に発効した。
(4)誤り。ニコチン依存症管理は、医療保険の適用となる。
喫煙希望のあるニコチン依存症患者に対する一定期間の禁煙指導について、
平成18年度診療報酬改定において、ニコチン依存症管理料が新設された。
(5)正しい。一般用医薬品は、医師による処方箋を必要いとせずに購入できる医薬品のことである。
パッチタイプやガムタイプの禁煙補助剤が一般医薬品として販売されている。
Q4.各年代とその年代で重視される歯科口腔保健対策の組合せである。
誤っているのはどれか。1つ選べ。
誤っているのはどれか。1つ選べ。
(1)幼児ー歯口清掃の指導
(2)学童ー永久歯う歯の予防
(3)中・高校生ーう歯の早期治療
(4)成人ー歯周疾患の早期治療
(5)高齢者ー「8010運動」の推進
【解説】…正答(5)
(1)正しい。幼児期を対象に、乳歯う歯の予防、歯口清掃の確認・指導、間食等に対する
食生活指導などをねらいとした1歳6か月児歯科健康診査や、
乳児う歯・不正咬合等の早期発見、早期治療、予防処置などをねらいとした
3歳児歯科健康診査などが実施されている。
(2)正しい。学童期を対象に、永久歯う歯の予防と早期治療の推進などをねらいとした、
就学児歯科健康診査や定期歯科健康診査などが実施されている。
(3)正しい。中学・高校生を対象に、う歯の予防と早期治療の推進、歯科衛生思想の普及啓発、
不正咬合の予防、歯周疾患の予防などをねらいとした、
定期歯科健康診査や歯科保健教育などが実施されている。
(4)正しい。成人期を対象に、歯科治療の推奨と歯口清掃の徹底、歯周疾患の早期治療推進、
歯の喪失予防をねらいとした、歯の健康教育、健康相談、歯周疾患健診などが実施されている。
(5)誤り。老年期を対象に、平成元年、80歳で20本以上の歯を保つことを目標とした
「8020運送」を推進することが提言され、その後さまざまな8020運動推進支援事業が実施されている。
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