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2018年01月19日

D生活習慣(ライフスタイル)の現状と対策【ポイント】

本日は、「生活習慣(ライフスタイル)の現状と対策」のポイントをお話します。

【身体活動・運動】
健康増進の効果は、運動の強度・時間・頻度に関係します。
運動は有酸素運動と無酸素運動に大きく分けられます。
身体活動・運動分野における国民の健康づくりについては、1989年より積極的に取り組まれてきました。
2013年度からの健康日本21を推進する取り組みの一環として改訂が行われました。
・身体活動全体に着目することの重要性から、「運動基準」から「身体活動い基準」に名称を改めました。
・身体活動の増加でリスクを低減できるものとして、従来の糖尿病・循環器疾患に加え、
 がんやロコモティブシンドローム・認知症が含まれることを明確化しました。
・こどもから高齢者までの基準を検討し、科学的根拠のあるものについて基準を設定しました。
・保健指導で運動指導を安全に推進するために具体的な判断・対応の手順を示しました。
・身体活動を推進するための社会環境整備を重視し、
 まちづくりや職場づくりにおける保健事業の活動例を紹介しました。

【喫煙行動】
2016年の「全国たばこ喫煙者率調査」によると、我が国の20歳以上の喫煙者率は男性29.7%、女性9.7%です。
男性の喫煙者率は低下傾向にあるものの、依然として先進国の中でも極めて高い水準になっています。
一方、女性の喫煙者率はほぼ横ばいであり、先進諸国の中でも比較的低い状況にあります。
ただし、20〜50歳代の女性のい喫煙者率は、60歳代以上と比べて高く、
男子と異なり今後喫煙者率の上昇が懸念されます。

【飲酒行動】
我が国のアルコール消費量は、経済成長、国民所得の増加、
生活様式の変化等により昭和20年代から急激な増加を示しました。
近年は、全体としては減少傾向にあります。
国民健康・栄養調査によると成人の飲酒習慣のある者の割合は、2004年は男性が38.2%、女性が7.1%であり、
2014年は男性が34.6%、女性が8.2%となっています。
また、未成年の飲酒の割合も減少しています。
しかし、大領に飲酒している者の割合は男女とも改善しておらず、
一部の多量飲酒者が多くのアルコールを消費している状況があります。

【睡眠、休養、ストレス】
こころの健康は身体状況の生活の質に大きく影響することから、健康づくりにおいて重要な項目です。
こころの健康を保つためには、十分な健康、休養、ストレス管理、こころの病気への対応等があげられます。

<健康づくりのための睡眠指針2014>
健康づくりのための睡眠指針2014.png

<健康づくりのための休養指針>
健康づくりのための休養指針.gif

【歯科保健行動】
口腔の健康は、国民が健康で質の高い生活を営む基礎的かつ重要な役割を果たしており、
国民の日常生活におけつ歯科疾患の予防に向けた取り組みが口腔の健康の保持に極めて有効です。
歯科疾患の予防等による航空の健康の保持の推進に関する施策を総合的に推進するため、
2011年8月10日に公布・施行されました。


次回、問題を出題します。
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食品会社で勤務しながら、半年間の独学を経て管理栄養士の国家試験に合格。その後、管理栄養士として勤務するために病院へ転職。6年間で3つの病院を経験。現在は、管理栄養士国家試験の参考書の校正や答案添削を行っています。 <取得資格>管理栄養士、栄養教諭、糖尿病療養指導士、病態栄養認定管理栄養士、NST専門療養士
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