2017年12月12日
K高齢期【解説】
それでは、「高齢期」の問題の解説をします。
【解説】…正答(4)
(1)誤り。高齢期のたんぱく質の推定平均必要量及び推奨量は、
成人とは異なった計算式により算定されている。
高齢期ではs体重当たりのたんぱく質必要量が増加する。
(2)誤り。高齢期にはすべての消化酵素の分泌が低下するとともに、
粘液、胃酸、膵アルカリなどの分泌量も低下する。
(3)誤り。加齢とともに耐糖能が低下し、2型糖尿病が増える。
(4)正しい。加齢に伴う味覚鈍化は、甘味、酸味、苦味などと比べて塩味がより顕著であるとされている。
(5)誤り。高齢者は、渇中枢機能の低下によって口渇感が鈍くなること、
食事量が減少することなどから水分不足状態になりやすい。
【解説】…正答(1)、(4)
(1)正しい。褥瘡は、骨の突出部位に生じやすい。
(2)誤り。栄養状態の低下は、発症の内的要因である。
(3)誤り。栄養状態の改善が必要であるため、高たんぱく質食にする。
(4)正しい。糖尿病では、末梢血管障害や免疫能の低下が起こるため、褥瘡が悪化しやすい。
また、高血糖は褥瘡治癒を遅延させる。
(5)誤り。褥瘡患者では、体内の水分量が減少している場合が多く、脱水を生じやすいので、
適切な水分補給が必要である。
Q1.高齢期の栄養に関する記述である。
正しいのはどれか。1つ選べ。
正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)高齢期のたんぱく質の推定平均必要量及び推奨量は、成人と共通の計算式により算定されている。
(2)高齢期には胃のペプシン分泌は低下するが、膵アミラーゼ分泌は変わらない。
(3)加齢とともに耐糖能が高まり、2型糖尿病が増える。
(4)加齢に伴い塩味に対する味覚が鈍化することが多く、高齢者は食塩の摂りすぎになりやすい。
(5)高齢者は、口渇感が鈍感になるため、水分不足状態になりにくい。
(2)高齢期には胃のペプシン分泌は低下するが、膵アミラーゼ分泌は変わらない。
(3)加齢とともに耐糖能が高まり、2型糖尿病が増える。
(4)加齢に伴い塩味に対する味覚が鈍化することが多く、高齢者は食塩の摂りすぎになりやすい。
(5)高齢者は、口渇感が鈍感になるため、水分不足状態になりにくい。
【解説】…正答(4)
(1)誤り。高齢期のたんぱく質の推定平均必要量及び推奨量は、
成人とは異なった計算式により算定されている。
高齢期ではs体重当たりのたんぱく質必要量が増加する。
(2)誤り。高齢期にはすべての消化酵素の分泌が低下するとともに、
粘液、胃酸、膵アルカリなどの分泌量も低下する。
(3)誤り。加齢とともに耐糖能が低下し、2型糖尿病が増える。
(4)正しい。加齢に伴う味覚鈍化は、甘味、酸味、苦味などと比べて塩味がより顕著であるとされている。
(5)誤り。高齢者は、渇中枢機能の低下によって口渇感が鈍くなること、
食事量が減少することなどから水分不足状態になりやすい。
Q1.褥瘡に関する記述である。
正しいのはどれか。2つ選べ。
正しいのはどれか。2つ選べ。
(1)好発部位は、仙骨部、大転子部である。
(2)栄養状態の低下は、発症の外的要因である。
(3)創傷かたたんぱく質が漏出する時期は、低たんぱく質食にする。
(4)治癒の阻害要因には、糖尿病がある。
(5)水分摂取は褥瘡を悪化させる原因になるので制限する。
(2)栄養状態の低下は、発症の外的要因である。
(3)創傷かたたんぱく質が漏出する時期は、低たんぱく質食にする。
(4)治癒の阻害要因には、糖尿病がある。
(5)水分摂取は褥瘡を悪化させる原因になるので制限する。
【解説】…正答(1)、(4)
(1)正しい。褥瘡は、骨の突出部位に生じやすい。
(2)誤り。栄養状態の低下は、発症の内的要因である。
(3)誤り。栄養状態の改善が必要であるため、高たんぱく質食にする。
(4)正しい。糖尿病では、末梢血管障害や免疫能の低下が起こるため、褥瘡が悪化しやすい。
また、高血糖は褥瘡治癒を遅延させる。
(5)誤り。褥瘡患者では、体内の水分量が減少している場合が多く、脱水を生じやすいので、
適切な水分補給が必要である。
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