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2017年12月15日

L運動・スポーツと栄養【解説】

それでは、「運動・スポーツと栄養」の問題の解説をします。

Q1.運動と栄養に関する記述である。
正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)身体活動量が増加するとビタミンB₁、B₂およびナイアシンの必要量が増加する。
(2)体脂肪を減らすために運動をする場合は、中程度の運動では長時間行っても効果が現れない。
(3)強度の高い運動では、主として有酸素性代謝過程によってエネルギーを産生している。
(4)持続力と維持するためには、運動中のグルコース補給量が多い程良い。
(5)運動時の呼吸商は、常に0.7〜1.0の間にあり、これを超えることはない。


【解説】…(1)
(1)正しい。ビタミンB₁、B₂、ナイアシンはいずれも補酵素としてエネルギー代謝に関与するので、
   身体活動量の増加に伴い、これらビタミンの必要量も増加する。
(2)誤り。有酸素運動である低・中程度の運動を長時間行う場合は、主に脂質をエネルギー源とするので、
   長時間の低・中程度の運動は体脂肪を減らす効果がある。
(3)誤り。強度の高い運動では、主として無酸素性代謝過程によってエネルギーを産生している。
(4)誤り。筋グリコーゲン蓄積量が多い程持久力が高まるので、持久力を維持するためには、
   あらかじめ筋グリコーゲン蓄積量を増加させておくことが重要である。
(5)誤り。強度の高い運動時の呼吸商は、1.0を超えることがある。
   強度の高い運動が持続すると、摂取する酸素量が必要量に追いつかないため、
   無酸素性代謝過程によって補われる。
   このため、摂取する酸素量よりも産生する二酸化炭素量のほうが多くなり、呼吸商は1.0以上になる。


Q1.習慣的な運動によって起こる変化である。
正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)最大酸素摂取量の低下
(2)インスリン感受性低下
(3)本能性高血圧の改善
(4)サルコペニアの促進
(5)骨吸収の促進


【解説】…正答(3)
(1)誤り。運動による酸素需要の増大に対応するため、最大酸素摂取量は増加する。
(2)誤り。インスリン感受性は増大する。
(3)正しい。習慣的な運動は、交感神経の働きを抑制するとともに、血管拡張を促進するため、
   高圧効果作用を発揮する。
(4)誤り。サルコペニアとは、加齢に伴う筋肉量や筋力の低下のことであち、習慣的な運動により、
   サルコペニアを予防することができる。
(5)誤り。運動により骨に力学的負荷が加わることによって骨芽細胞が活性化し、
   骨形成の促進と骨吸収の抑制に働く。

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食品会社で勤務しながら、半年間の独学を経て管理栄養士の国家試験に合格。その後、管理栄養士として勤務するために病院へ転職。6年間で3つの病院を経験。現在は、管理栄養士国家試験の参考書の校正や答案添削を行っています。 <取得資格>管理栄養士、栄養教諭、糖尿病療養指導士、病態栄養認定管理栄養士、NST専門療養士
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