2017年12月13日
L運動・スポーツと栄養【ポイント】
本日は、「運動・スポーツと栄養」のポイントをお話します。
【運動とエネルギー代謝】
身体活動は、筋肉中の高エネルギーリン酸化合物であるATP(アデノシン三リン酸)が、
ADPとリン酸に加水分解されるときに発生するエネルギーによって行われます。
〇無酸素性エネルギー代謝(ATP-クレアチンリン酸系、乳酸系)
〇有酸素性エネルギー代謝
※ATP合成速度…ATP‐クレアチンリン酸系>乳酸系>有酸素系
ATP合成量…有酸素系>乳酸系>ATP‐クレアチンリン酸系
【健康増進と運動】
運動不足は生活習慣病の大きな危険因子の1つであり、適度な運動習慣を身に付けることは、
健康の保持・増進にとって極めて重要です。
さらに、体力や免疫力が低下しがちな高齢者にとっては、
適度な運動がQOLの向上と健康寿命の延長につながることになります。
厚生労働省は、ライフステージに応じた健康づくりのための身体活動を推進することで、
健康日本21の推進に資するよう「健康づくりのための身体活動基準2013」を策定しています。
【運動と栄養ケア】
〇運動時の栄養必要量
・炭水化物:筋グリコーゲン蓄積量は多い程、運動持続時間は長くなります。
・たんぱく質:長時間の激しい運動時にエネルギー元として使われ、
その際、筋肉中の分岐鎖アミノ酸が利用されます。
・ビタミン・ミネラル:ビタミンには、エネルギー産生、たんぱく質合成、
鉄やカルシウムの吸収などに関与しており、
特に運動時にはエネルギー消費量の増大に伴い、
ビタミンB₁、ビタミンB₂、ナイアシンの要求量が増大します。
〇スポーツ性貧血
激しい運動トレーニングに伴って発現する貧血をスポーツ性貧血といい、
多くは鉄欠乏性貧血と溶血性貧血です。
<貧血の原因>
・食事からの鉄の摂取不足
・消化管や尿への流出による鉄不足
・足底における衝撃や筋肉の収縮に伴う毛細血管の圧迫などによる溶血
・循環血症量の増大による血液希釈
次回、問題を出題します。
【運動とエネルギー代謝】
身体活動は、筋肉中の高エネルギーリン酸化合物であるATP(アデノシン三リン酸)が、
ADPとリン酸に加水分解されるときに発生するエネルギーによって行われます。
〇無酸素性エネルギー代謝(ATP-クレアチンリン酸系、乳酸系)
〇有酸素性エネルギー代謝
※ATP合成速度…ATP‐クレアチンリン酸系>乳酸系>有酸素系
ATP合成量…有酸素系>乳酸系>ATP‐クレアチンリン酸系
【健康増進と運動】
運動不足は生活習慣病の大きな危険因子の1つであり、適度な運動習慣を身に付けることは、
健康の保持・増進にとって極めて重要です。
さらに、体力や免疫力が低下しがちな高齢者にとっては、
適度な運動がQOLの向上と健康寿命の延長につながることになります。
厚生労働省は、ライフステージに応じた健康づくりのための身体活動を推進することで、
健康日本21の推進に資するよう「健康づくりのための身体活動基準2013」を策定しています。
【運動と栄養ケア】
〇運動時の栄養必要量
・炭水化物:筋グリコーゲン蓄積量は多い程、運動持続時間は長くなります。
・たんぱく質:長時間の激しい運動時にエネルギー元として使われ、
その際、筋肉中の分岐鎖アミノ酸が利用されます。
・ビタミン・ミネラル:ビタミンには、エネルギー産生、たんぱく質合成、
鉄やカルシウムの吸収などに関与しており、
特に運動時にはエネルギー消費量の増大に伴い、
ビタミンB₁、ビタミンB₂、ナイアシンの要求量が増大します。
〇スポーツ性貧血
激しい運動トレーニングに伴って発現する貧血をスポーツ性貧血といい、
多くは鉄欠乏性貧血と溶血性貧血です。
<貧血の原因>
・食事からの鉄の摂取不足
・消化管や尿への流出による鉄不足
・足底における衝撃や筋肉の収縮に伴う毛細血管の圧迫などによる溶血
・循環血症量の増大による血液希釈
次回、問題を出題します。
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