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2017年05月19日

ナトリウム量から食塩相当量が計算できます。

もう知っているよという方も多いかと思いますが、今日は塩分量の計算について。
ナトリウム量と食塩相当量はイコールではありません。
一般的に「塩分は〇g未満にしましょう」というのは食塩相当量のことですので、
ナトリウム量と示されているときには食塩相当量に換算しなくてはなりません。
よく加工食品には食塩相当量よりナトリウム量で記載されていることが多くあります。
ナトリウム量と記載されている場合は、2.54を乗じて食塩相当量を計算します。
(2.54という値は、食塩(NaCl)を構成するナトリウム(Na)と塩素(Cl)の原子量から算出)
ナトリウム400rが約1gに相当しますので、覚えておくと便利です。
(400r×2.54=1,016r=1.016g)

ちなみに、日本人の食事摂取基準2015年版による食塩相当量の一日の基準は、
男性は8.0g未満、女性は7.0g未満となっています。

塩分の摂り過ぎはむくみの原因になるだけでなく、
高血圧の原因や腎臓へ負担となります。
減塩食=健康食なので、特別な疾患がない方でも減塩は非常に重要なことなのです。
高血圧であれば、塩分は男女共通で一日6g未満が望ましいとされています。

実際に、臨床の現場でもこの計算方法を患者さんに指導する機会は結構あります。
例えば、集団教室の減塩教室など。
しっかり頭に入れておきましょうね。



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食品会社で勤務しながら、半年間の独学を経て管理栄養士の国家試験に合格。その後、管理栄養士として勤務するために病院へ転職。6年間で3つの病院を経験。現在は、管理栄養士国家試験の参考書の校正や答案添削を行っています。 <取得資格>管理栄養士、栄養教諭、糖尿病療養指導士、病態栄養認定管理栄養士、NST専門療養士
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