アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2017年05月20日

鉄欠乏性貧血

今日は貧血についてお話します。

貧血とは一言でいうと赤血球の減少した状態。
一般的には、男性13g/dL以下、女性12g/dL以下に低下した状態が貧血です。
鉄欠乏性貧血、巨赤芽球性貧血(ビタミンB12、葉酸不足)、
溶血性貧血、再生不良性貧血などがありますが、
一般的に貧血というと鉄欠乏性貧血を指していることが多く、
食事療法で改善が望めるのも鉄欠乏性貧血。
ダイエット中の若い女性にみられるなんていうのもこの貧血。
その名のとおり、鉄分が不足することによって貧血になります。
症状としてはクラクラするだけでなく、
顔面蒼白、動悸や息切れ、頭痛などが起こることがあります。

食事療法としては、鉄分の多い食品を摂取することが大切です。
食べ物に含まれている鉄分は、ヘム鉄と非ヘム鉄の2種類があります。
ヘム鉄とは、動物性食品(肉や魚)に含まれている鉄分、
非ヘム鉄とは、植物性食品に含まれている鉄分です。
ヘム鉄の吸収率は10〜20%ですが、
非ヘム鉄の吸収率は1〜6%を大分低くなりますので、
動物性の鉄分の方が吸収効率が良くなります。
また、どちらの鉄分もビタミンCを含む食品を同時に摂取すると吸収されやすくなります。
緑茶やコーヒーなどに含まれるタンニンは、
鉄分を体内に吸収しにくくするため、食事のときは避けるように指導しましょう。
ヘム鉄を含む食品は、レバー、にぼし、うなぎなど、
非ヘム鉄を含む食品は、ひじき、大豆、ほうれん草などです。

管理栄養士であれば覚えておきたいのが、鉄欠乏性貧血以外の貧血。
巨赤芽球性貧血、溶血性貧血、再生不良性貧血…。
これらは、赤血球の大きさで小球性、大球性貧血に分けられること、
何か不足して、または何が要因でその貧血を起こしやすいのか。
ここらへんは貧血の設問を作る時には必ず問われるところです。
しっかり見直しておきましょうね。




初回限定66%オフ
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/6285618
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
ファン
検索
<< 2020年02月 >>
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
最新記事
写真ギャラリー
最新コメント
タグクラウド
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
さんの画像

食品会社で勤務しながら、半年間の独学を経て管理栄養士の国家試験に合格。その後、管理栄養士として勤務するために病院へ転職。6年間で3つの病院を経験。現在は、管理栄養士国家試験の参考書の校正や答案添削を行っています。 <取得資格>管理栄養士、栄養教諭、糖尿病療養指導士、病態栄養認定管理栄養士、NST専門療養士
プロフィール
日別アーカイブ
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。