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2017年10月23日

27感染症【解説】

それでは、「感染症」の問題の解説をします。


Q1.感染症と原因微生物の機能に関する記述である。
正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)手足口病ーリケッチア
(2)ニューモシスチス肺炎ー細菌
(3)流行性耳下腺炎ークラミジア
(4)流行性角結膜炎ーマイコプラズマ
(5)帯状疱疹ーウイルス


【解説】…正答(5)
(1)誤り。手足口病は、コクサッキーウイルスやエンテロウイルスによる感染症である。
   リケッチアは、ツツガムシ病や発疹チフスなどの原因となる。
(2)誤り。ニューモシスチス肺炎は、
   真菌の一種であるニューモシスチスーイロヴェチによる感染症である。
(3)誤り。流行性耳下腺炎は、ムンプスウイルスによる感染症である。
   クラミジアは、トラコーマやオウム病などの原因となる。
(4)誤り。流行性角結膜炎は、アデノウイルスによる感染症である。
   マイコプラズマは、マイコプラズマ肺炎などの原因となる。
(5)正しい。帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスの再活性化で発症する。
   神経節の方向に沿って帯状の赤い発疹と水痘が出現し、疼痛を伴う。


Q2.感染症に関する記述である。
正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)エイズでは、CD4陽性リンパ球が増加する。
(2)妊婦の麻疹感染は、胎児奇形を生じやすい。
(3)腸管出血性大腸菌の感染の有無は、ツベルクリン反応で調べる。
(4)マイコプラズマ肺炎は、ウイルス感染症である。
(5)メチシリン耐性黄色ブドウ球菌は、院内感染原因となる。


【解説】…正答(5)
(1)誤り。エイズでは、CD4陽性リンパ球が著しく減少する。
(2)誤り。胎児奇形を生じやすいのは、風疹に感染した場合である。
   麻疹感染では、風疹のような先天性障害を生じる率は低い。
(3)誤り。ツベルクリン反応は結核の検査である。
   腸管出血性大腸菌の検査には、
   便を培養する方法やO157が産生するベロ毒素を免疫学的に検出する方法などがある。
(4)誤り。マイコプラズマ肺炎は、マイコプラズマ・ニューモニエの感染で起こる。
   マイコプラズマは、ウイルスと細菌の中間に位置する病原体である。
(5)正しい。MRSAは医療従事者を介して抵抗力のない患者に感染する場合が多い。
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食品会社で勤務しながら、半年間の独学を経て管理栄養士の国家試験に合格。その後、管理栄養士として勤務するために病院へ転職。6年間で3つの病院を経験。現在は、管理栄養士国家試験の参考書の校正や答案添削を行っています。 <取得資格>管理栄養士、栄養教諭、糖尿病療養指導士、病態栄養認定管理栄養士、NST専門療養士
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