2017年10月27日
A食物の摂取【ポイント】
今日は、「食物の摂取」についてお話します。
【摂食中枢と満腹中枢】
摂食行動は間脳の視床下部で調整されています。
その中心的な役割を果たしているのが、視床下部外側野に存在する摂食中枢と、
視床下部腹内側核に存在する満腹中枢です。
この2つの中枢は、胃の状態などの神経信号や、血中濃度による化学信号、
大脳皮質からの五感による感覚振動などによって調整されています。
<摂食中枢:満腹中枢に作用する主な調整因子>
・胃の状態:飢餓状態→満腹中枢を刺激 胃壁の伸展→満腹中枢を刺激
・動脈と静脈の血糖値の差:小さい→摂食中枢を刺激 大きい→満腹中枢を刺激
・血中遊離脂肪酸:増加→摂食中枢を刺激
・気温:寒冷刺激→摂食中枢を刺激 暑熱刺激→満腹中枢を刺激
【ペプチド性摂食調整因子】
・レプチンー摂食抑制
脂肪細胞から分泌されるペプチドホルモンで、体脂肪量に応じて血中に放出されます。
・グレリンー摂食促進
絶食時に主に胃から分泌されるペプチドホルモンで、脳のさまざまな部位にある受容体に作用します。
次回、問題を出題します。
【摂食中枢と満腹中枢】
摂食行動は間脳の視床下部で調整されています。
その中心的な役割を果たしているのが、視床下部外側野に存在する摂食中枢と、
視床下部腹内側核に存在する満腹中枢です。
この2つの中枢は、胃の状態などの神経信号や、血中濃度による化学信号、
大脳皮質からの五感による感覚振動などによって調整されています。
<摂食中枢:満腹中枢に作用する主な調整因子>
・胃の状態:飢餓状態→満腹中枢を刺激 胃壁の伸展→満腹中枢を刺激
・動脈と静脈の血糖値の差:小さい→摂食中枢を刺激 大きい→満腹中枢を刺激
・血中遊離脂肪酸:増加→摂食中枢を刺激
・気温:寒冷刺激→摂食中枢を刺激 暑熱刺激→満腹中枢を刺激
【ペプチド性摂食調整因子】
・レプチンー摂食抑制
脂肪細胞から分泌されるペプチドホルモンで、体脂肪量に応じて血中に放出されます。
・グレリンー摂食促進
絶食時に主に胃から分泌されるペプチドホルモンで、脳のさまざまな部位にある受容体に作用します。
次回、問題を出題します。
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