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2020年09月21日

就職や独立には資格取得が有利


近年、何の仕事をするにしても国家資格や公的な資格所持が法律で定められていることが多い。

また、資格を取得しているだけでなく実務も確実にこなせることと対人スキルは最低限必要である。

今年合格したした資格は大卒で実務経験が10年以上必要な受験資格の資格試験だった。

しかし、大卒の専門課程出身でも10年程度の実務経験で合格する人はほんの少数であり、合格者のほとんどが

30歳代後半から40歳代半ばの人である。

したがって、その道10年以上のベテラン実務者が受験してくる資格で、合格率が20%程度でも難関だ。

そのような資格試験になると論文試験が主体で択一試験を組み合わせた丸一日の試験のため、

夕方になると論文試験の文字数が多いため腕が疲れて字が書けなくなるありさまだった。

正直、勉強し慣れた私でも50歳で資格の勉強は暗記力や学習能力が低下する年齢なので、すごく大変だった。

しかし、その資格試験に合格した。

しかし、私の世代は定年以降の年金額も高くはないので、定年後も実務と資格を生かして

少しでも収入を得ることを考えている。

10年前であれば戦後のベビーブームで生まれたいわゆる団塊の世代がまだ現役だったため、

業界では人余り状態であったが、彼らの世代は数年前に一挙に定年退職し今はほとんど残っていない。

今現在も人手不足であり、設計技術者、工事監督、専門工事技能者も同様に将来的にも人手不足である。

そのような中でも業界団体は自分たちを甘やかすことなく、逆に社会ニーズが高度化、多様化する中での技術者倫理など仕事に対する高い倫理感が求められるようになった。

それは姉歯の建築強度偽装事件や最近のマンションでの杭基礎工事のデータ改ざん事件などがあったためだ。

社会人になった頃、バブルの真っ最中であったが、私の業種は昔から実力主義のため、実力の伴わない若い設計技術見習い者は給与がすごく安かった。

よく、今の若い世代が私の世代をバブル世代などで甘い思いをしたと軽視するものもいるが、私はそうではなかった。

安い給与の中、技術と関連資格取得に自分の時間を割いて努力を重ねた。

そんなこんなで25年かけてすそ野の広い建設関連業界で必要とされる技術系資格、法律系資格、衛生工学資格を地味にコツコツと勉強し続け取得した。

取得資格のうち3つほどは建設関連業界以外でもニーズのある資格である。

私が若いころに苦労せず資格の一つも取得していなかったなら、今大変困っていたと思う。

でも、日本国民は働きすぎであり、ふつうは仕事以外に仕事のための勉強をすることは

家庭サービスとの両立という観点や健康管理上問題だし、

人間らしい生き方ではないことは最近の心身疾患の多さや過労死自殺などでも明らかだと思う。

若いころに最初に取得した資格は宅地建物取引主任者という資格だったが、

仕事をしながらの独学で合格に5年もかかった。

私は若いころ資格試験を学生時代の定期テストぐらいに甘く考えていたのがよくなかったのだ。

そのように20代半ばで失敗を重ね苦い思いをして、

資格取得は甘くないことと勉強期間は1年から2年の計画と準備が必要だと感じた。

社会人になってからの資格取得を目指す人たちは、格段に学習意欲と本気度が違うと思った。

資格試験の多くが1年に一度しか行われないし、資格の有無が仕事の安定や給与に直結するから必死だ。

その後資格試験の厳しさが身にしみたため、宅建以降の資格はすべて一発で合格を重ねて来た。

いくら有名大学卒業で成績優秀でも、技術者の場合、ほとんどの技術分野で業務で必要な資格を有してないと

管理職にはなれないことがほとんどだ。

なぜなら業務の担当者や管理者になるためには資格試験に合格していることが法律で定められているからだ。

資格制度はその業務で国民の生命や財産、健康に害を及ぼすことがないように

必要最低限の知識や技能を試験で問い、ある一定レベル以上の知識を有していないと合格させない。

難易度が高い資格になれば国民の生命、健康、財産を守るだけでなく、国民生活の発展や社会利益の向上、

多種多様な社会ニーズや顧客要望に応える応用能力などが問われる内容となっている。

つまり、資格が必要と定めている理由は国民や社会のためということだと思う。

資格取得で認められるものとして以下が挙げられると思う。

1、必要最低限の専門知識を有しているという評価
2、一定程度の学力や学習能力を有しているという評価
3、誠実性や頑張り屋、向上心などの人間性評価
4、合格後に登録が必要な国家資格の場合、
  登録していることで犯罪者や暴力団員でないことの証明となる場合がある。

(例えば宅建取引主任者(昨年から宅建取引士と称する)は傷害罪等の暴力系犯罪で罰金刑に処せられただけで、資格登録が取り消しとなり、以後5年間は登録ができない。もちろん、他の犯罪で禁固刑以上に処せられた場合も同様に、刑期を終えたのち5年経過しないと登録ができない。

また、暴力団構成員の場合、即刻登録は取り消しとなり、暴力団員でなくなってからも5年以上経過しないと登録できないなど、厳しい規定がある)

だったら、採用する側は実務ができて資格を取得している者を採用するだろう。

世の中、実務さえできれば資格を必要としない業種が多くあるが、資格を有していると関係ない業種でも

学習能力や人間性評価で一定の評価があるなど就職などで有利になると思われる。

なので、特に若いころからそこそこ頭を使うことをして学習能力を温存しつつ、

できれば40歳代までには何かしら資格取得をしておくと将来的に生活が安定する度合いが高まると思う。

中年以降になると、一般に学習能力や暗記力などがが低下するので資格取得はほんと大変になる。



posted by ひでお at 00:00| 就職と国家資格
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50歳で仕事のストレスでうつ病と不安障害を併発して、 5年仕事を休み、もうだめかと思っていたのでしたが 資格を数種類取得していたので社会復帰出来ました。 資格取得のコツ、体験談、有利だったことなど記載しております
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