日本は石油などの鉱物資源がほとんどとれず、そのような中でも世界でも経済大国の地位を保持している。
その理由は科学や工業技術が世界でもトップクラスで、それらの理系の力で製品をつくり世界に供給していることが大きいといえる。
したがって、就職でも今や理系職種への就職が有利で文系職種はニーズが少なく、
どちらかといえば給与もそれほど高くはない傾向にある。
最近は情報化が進展して物理的に便利になった反面、私生活でも仕事でもルールを厳密に守ることや
正確性の高い仕事、品質第一、お客様第一主義が浸透して社会的なストレスは子供から老人に至るまで
蔓延、拡大してきていると感じる。
その弊害としてこころの疾患が増えてきたと感じる。
国ではいろんな産業や私生活でもAIを導入する長期計画が進んでいるが、人は生物でありあまりに機械的なものに安らぎを感じることには限界があると感じる。
そのような中で多くの人が求めているニーズに「心身のいやし」があると思う。
癒しでも特に悩みの相談を行う精神福祉士やカウンセラー、セラピストなどは今も将来もニーズの高い仕事だと思う。
厚生労働省の15年前の統計と近年の統計を見ると、精神疾患の社会認知が高まっただけでなく、
明らかに情報化社会、高品質サービスの提供などが高度化多様化したせいで、ストレスが原因の
うつ病や神経症、自律神経失調症、体の不調が増加してきたのは確かであり、
過去にはあまり忙しくなかった、精神科、神経科、心療内科などの医療機関は繁忙をきわめている。
更に高齢化社会が進展し、孤独老人の増加や働く世代の人々の精神的な苦痛緩和のためにも
高度な知識と実践ができるストレスを軽減させる癒しのプロが必要だと考えられる。
都会に住む独居老人などは孤独感にさいなまれ、話し相手が必要であり、
話を聞いてあげるだけで喜んでもらえることも多々あるのである。
社会のニーズにこたえるためには精神科医のように理系の職種だけでなく、文系の職種も必要だと考えられる。
それらの人をケアーする人には専門知識を多少必要だろうが、温かい人間性が必要かもしれない。
どちらかといえば精神神経疾患の患者には専門性の高いカウンセラーやセラピスト、
一般の孤独高齢者には普通に会話できるような人が必要と考えられる。
そのような社会のニーズがある癒し系文系職種はコンピュータやAIなどの人工知能の機械ではできない
人にしかできない人の役に立ちつつ将来性のある仕事だと考えられる。
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