2024年12月06日
今年から人手不足感で就職のチャンス
今年の大卒の11月の内定率は72%で超売り手市場であるそうだ。
一方で大手有名企業では50歳を過ぎた中高年はリストラの憂き目にあい、就職がなかなか難しい。
ここ2年くらいで大手家電メーカーをはじめリストラを進めている大手企業が結構ある。
対象は50歳近い社員である。
世の中、人手不足、人手不足というが、若者はどの企業でも欲しがるが、大手企業や有名企業では中高年はリストラの対象にであることが報じられている。
中高年でも長い経験が必要な専門性の高い仕事はそこそこ中高年になっても就職はしやすいのではと思う。
医療関係、技術関係など。
あとは給与は安いが中小企業は人手不足であり、20人も従業員のいない中小企業にほとんどの新卒または大学卒は就職しない。
就職氷河期で苦しんだ今の40歳から50歳までの世代からしたら驚きだろう。
なにせ、1990年での出生数は120万人、昨年の出生数は70万人と日本で生まれる人は6割まで減少しており、
もう30年以上前に少子高齢化社会が到来することは推計で知られていたのに
日本政府の政策の甘さが原因で少子化のため、生産労働人口も減少して、経済が縮小してゆく。
人手不足、人手不足、人場応募してこないと嘆いている会社ほど、実務経験を積む余裕のなかった就職氷河期の人材は即戦力にならないという理由で
不採用にし、中高年は健康のリスクや物覚え悪いなどの理由で不採用にしている。
このようなことをしていると、そのうち会社の信用を失い、誰もその会社を応募することも減る。
今年7月くらいを境に、今まで人を選んでいた多くの企業が逆に応募者が激減している。
メンタル疾患でブランクがあっても働くチャンスが到来していると感じる。
来年はもっと人手不足感が強まるのではと思う。
もう会社は人を選り好みして選んでいる場合ではなくなってきている。
特に中小企業の経営者は人なんていくらでもいると平成初めの感覚では倒産もありえるので意識改革が必要だと思う。