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2021年12月02日

日本の資格制度の裏にOBの天下り


私は建設関係の業界での仕事に30年以上従事してきた。

よって、国土交通省所管の資格を多く取得してきた。

その中で思うことは、ほとんどの資格が国土交通省所管と言いつつ

試験を実施し、認証登録をしている団体が社団法人まるまる協会やまるまる機構など

国の機関ではないのだ。

それには資格試験に特化した国の窓口で毎年多くの受験や登録の事務手続きをすることや

取得した資格での技術の維持向上を図るための定期的な講習の実施

国の部署で行うと効率が悪いことも一因だと考えられるが、

もう一つはそれら協会や機構などには国土交通省の天下りOBが理事などになっており

いうなれば、定年後のOBの天下り先、元国会議員などの就職先となって甘い汁をすう場所になっていることが多いことだ。

一般に国家公務員は退職時に2000万円程度の退職金を貰い

年金も3階建てであるから、農林水産業や自営業者の国民年金は基礎年金のみと違って

月額20万円から25万円程度の年金生活ができるそうだ。(農業などの自営業者は月額7万円程度である)

それにもかかわらず、高い退職金の後に、いろんな天下り団体に天下り70歳を過ぎても在籍し

年収1000万円前後の報酬をもらって理事などのポストで資格試験の上記のような団体に天下っていることがある。

国土交通省が監督管理する業種として、建築、土木、不動産、運輸などの業界があり、

それぞれ細部に多くの社団法人が存在し、資格試験や登録団体だけでなく

技術関係や様々な最新の工法の団体などにも国土交通省天下りOBがおり

甘い汁をすう状況にあるのが問題だといえる。

このような問題は国土交通省に限ったことではないことはいうまでもなく

携帯電話をはじめ通信、放送業界では監督官庁が総務省、

銀行なら財務省、石油や電気やエネルギーは経済産業省、

医療や介護なら厚生労働省など

国家公務員でも上級職の退職者や元国会議員の定年後の甘い汁の元になっている。

それで多くの場合上記の協会や機構には国から補助金が出ていたり、

所得税や法人税の優遇措置があったりする。

資格試験の実施や登録、国民の生命と財産を守る意味で常に最新の法令や技術を業界内で有資格者が保持する

必要性から、上記の協会や機構は必要だろうが、OBが高い報酬を得て、やりたい放題のポストに就くことは

国民の利益にかなわないし、大きな問題だと思う。

日本の仕事での悪い点は国家公務員上級職や元国会議員、県職員の上級職OBなど

高い退職金を貰ったあげく、高い年金でつつましく暮らせない

プライドが高く、いつまでも役人気分のOBとそれを利用しようとする業界団体や企業の利権も問題だと思う。

posted by ひでお at 09:00| 就職と国家資格
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ひでお
50歳で仕事のストレスでうつ病と不安障害を併発して、 5年仕事を休み、もうだめかと思っていたのでしたが 資格を数種類取得していたので社会復帰出来ました。 資格取得のコツ、体験談、有利だったことなど記載しております
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