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2019年12月02日

飛行機にて(2019/12/2)

昨日は向島の居酒屋のコンペだった。久しぶりのゴルフだ。
何も考えずにプレーしていた。気付いた。左手が振れている。受傷前と同じとはいわないが、この前の10月のゴルフよりも左に違和感なく振れている。
ただヘッドスピードは遅いままだたが。

6ホールくらい回ったら左腕が張ってきた。いい感じだ。全盛期を思いだす。普段の筋トレとは違う筋肉の動きをしているのだ。

でも振れただけだ。ちゃんと打てるのとは別だ。
ちゃんと打てるということでいうと、受傷後に工夫した右手打ちの方が飛ぶし、正確だったかもしれない。でも脳は前のスイングに慣れているから、そう指令する。

今年はゴルフの頻度が少なかったから新しく覚えた右手打ちを忘れて、元々のスイングをしてしまう。
前は、その時点で全く打てないから右手打ちを思いだして、打ち方を変える。

10月のゴルフから元々のスイングでも振れている。10月よりも今回は違和感がなかった。
この1ヶ月のリハビリで何が良かったのだろう。左腕の可動域が良くなったからか。

それと歩き。午前中はカート乗り入れ不可だったので結構歩いたが、全くもって健常者のように歩いていた。
アンジュレーションのある芝を歩くには、ピッタリのゴルフ靴と鍛えた脚の筋肉がフルに活躍するのだろうと思う。
ゴルフが終わって平らな床を歩くとそうでもない。でも、ゴルフ前より歩きは良くなっているが。

やはりゴルフは僕にとって最適のリハビリなのだろう。
いいスコアは出ない。今年は100を切っていない。でも身体は確実に変わった。

羽田から関空への飛行機、雲の上にて。
posted by shigenon at 10:18| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2019年11月29日

病院にて(2019/11/29)

今日は3ヶ月に1回の病院への通院。ただ90日分の薬をもらうだけだ。
院長診察は人気だ。お年寄りに。ただ今日は少ない。急に寒くなったからか。
診察は1分、順番取りから診察までは2時間待つ。

退院して痺れと左腕がたまに痙攣するといったら、リボトリールを処方された。あとは入院中に出た痛風の薬。
薬のためだけに時間と手間をかけている。身体の状態を話しても「辛いですね〜、大変ですね〜」だけだ。医師から何か有用なリハビリを言われたことはない。

リボトリールが必要かどうかだけなのだ。
最初は医者が必要として処方されたのだから自分にとって必要なのだろうと思った。
ただ日々変わる調子で、その薬がどう効いているのかはわからない。
左腕の痙攣が起きないという事は、薬の効果なのか身体が進化したのか。

一昨年だったか、一度止めてみた。なんか調子が悪くなった時があった。
もちろん薬なのだから副作用もあるのだが、飲まないより飲んだほうがいいたろうと判断して続けている。
飲み忘れて調子が悪かったら、そのせいだと考えたが、果たしてそうだったか。

今回、一応90日分をもらう。
冬は調子が悪くなりがちだが、もしいつもの冬よりも調子が良いように感じたら、もう一度止めてみようと考えている。
痛風の薬はリリカをもらっている近所の整形でもらえる。

90日ある。まずは半分に割って飲むことからやってみるか。
ただ、この病院にはデータがある。手術後のMRI画像だ。
もういらないか。自分が元通りの身体を取り戻せばいいだけだ。
posted by shigenon at 09:11| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2019年11月28日

足底の重要性

昨日書いた通り左足裏の外側を接地して歩いた。日中タバコを何回か吸いに外に出るが、その間。
色んな事が推察できる結果だった。

右足は普通に着地して歩いた。左足は外側で着地すると力が入り辛い。足裏全体を使いたいが、踵からいきなり小指に蹴ってしまう感じ。足自体の硬さもあるか。
左足が後ろ足になって前に踏み出そうとするときに、足先が垂れたままになることが多い。内側に。
これは発見だった。ただ、力が抜ける理由は見いだせなかった。

これまで左足のつま先が地面に引っかかることがあったのは、地面のカーブや左右の体重がブレたことで左足の外側に荷重がかかった時だったのだろう。
それと歩きにくいからスピードが出せない。昔からけっこう早足だ。受傷後、歩けるようになっても顔は昔の風を切るスピード感を覚えている。
右脚への負担も多いようだ。左足の蹴りが少ない分、右脚が引っ張り上げないといけない。

エレベーター待ちやコーヒー抽出待ちの時に片足スクワットをした。壁を触りながらだが。
その時にただ脚を曲げるだけでなく、歩くように踵左から小指へ体重を移動する。なんだ、これの方が効果ありそうだ。歩いている時は踵→つま先と中間部分が接しなかったが、このやり方だと接する。

接地面積が多いほど効果があると考える。それはゴルフ後の自分の状態で感じ取っている。
フィットした靴で柔らかい芝を歩く。足裏と地面の接地は非常に高い。
ふだんの歩行で今は調子いい。足裏の接地は踵中央から親指へ抜くことを意識している。これを変える必要はないだろう。他の方法で左足の外側、それに伴う筋肉に刺激を与えよう。

2度ほど歩いた後、くるぶしの甲側の筋肉、それとその上部、腓骨筋、下腿三頭筋の外側が張っていた。
家に帰ってソファーに座ると、坐骨神経痛の原因であると推測している右腰が痛い。それに伴い右の上腿も痛いポイントが多く出てきた。
この歩き方は止めよう。スクワットでの体重移動で十分だ。これ以上坐骨神経痛を悪化させたくない。

あと座っていて思いついた。ソファーに座って踵左→小指を床に接地する。座っているのでそんなに荷重はない。でも効果は感じた。

昨日、そして今も軽く左の下腿は張っている。この張っている筋肉だ。これを鍛え上げよう。
この行動を思いつかせてくれた畿央大学ニューロリハビリセンターのニュースリリース内にある研究論文2015.10.27付け「脊髄損傷に対するリハビリテーション時の足底接地の重要性」に感謝。
posted by shigenon at 08:43| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2019年11月27日

反抗期と新たな気づき

いつも同じ電車に同じ場所で並ぶ。当駅始発だ。
話したりはしないが、大腿同じ人と毎朝顔を合わせる。並ぶ場所にもテリトリーがある。チラ見だが。でも急にその人がいなくなる。これにまつわる話は前にも何回か書いた。
退院後、1本早い始発にし、乗る位置も変えた。お母さんと娘がいつも早く並んでいる。娘は読書家だ。

たまたま鞄を開けた時のノートか何かが目に入り、自分の息子と同じ学年だと知った。それ以来、その娘の読んでいる本をチェックして、自分の息子はどうなのだろうかと思いを巡らしていた。
次の年、男の子が増えた。同じ学校に入学したのだろう。お母さんも子供たちも同じ駅で降りる。お母さんは、その駅にある会社に勤めているようだ。
電車に乗って行くのだ、私立だろうし、そこそこ頭がないとダメだろう、もちろんお金も。

その男の子もいつも本を読んでいた。やがてお姉ちゃんが中学に入って、違う時間の電車になったようだ。でも、たまに並んでいる所に顔を出す。息子と同級生だ、中2。
ずっとお母さんと息子が仲良く並んでいた。
それが先月位からお母さんだけになった。何かあったのか、ケガか、心配していた。

そしたら違うようだ。お母さんが並んでいて、後から後ろに並ぶ時もある。この前は、同じ電車に乗って立っていたが、この前は一回乗って降りて次の電車を待っていた。
小1から見ている子だ。自分は息子の成長を見ていないから、ずっと気にして見ていた。
お母さんと一緒にいるのが少し気恥しくなり始めたのだろう。反抗期だ。
今日もいない。おそらく始発で早起きするのもイヤになったのかも。自我の目覚めなのだろう。

昨日は寒さへの重装備をしたが、会社に戻ると室内で過ごすには暑すぎた。極暖はまだ早かった。
気温は低かったようだが、外へ出てもそれほど寒くは思わない。
受傷後、若いOLのようにクーラーの冷えなど寒さには敏感になった。寒さに強くなることが、何か身体に良い変化になっているのだったら嬉しいが。

歩きは好調だ。この前からニューロリハビリを調べていたら奈良の畿央大学に「ニューロリハビリテーション研究センター」があるようだ。多くの研究論文も掲載されている。
プレスリリースだから貼り付けOKだろう。
https://www.kio.ac.jp/nrc/press-release 自分が経験してきて「そのとおり!」という内容もあれば、新たな知識も得られる。
これまで自分で人体実験して良くなったことも研究論文で裏付けられれば励みになる。
マウスの実験で足の裏をしっかり地面につけることで症状が改善したという研究報告があった。そのとおりだろう。ゴルフ後の好調はそれに当てはまるのかも。

今日、歩くときに「踵から降ろして足先から抜く」を実践しているが、がに股、真っすぐ、内股のどれがいいのか足裏の接地面を変えてみて歩いた。それは左足への対策だ。
左足裏の外側に荷重をかけると力がはいりにくいことに気づいた。抜けも悪いし、体重をかけるとヘナっとなりそうになる。これだ!
通勤時、90度に折り返して階段を降りる。右回り。その時に左脚の下腿が外に振れる。下腿というより足首から先か。左足と下腿の連動が悪いのだろう。

しばらく左足裏の外側を接地して歩こう。今日、ちょっとそうしただけなのだが、左の下腿は張っている。
研究を自分の参考に出来るよう、全て読んでみよう。これまで気がつかなかったことが発見できるだろう。
posted by shigenon at 08:40| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2019年11月26日

腎臓の可塑性

昨日は久しぶりにSさんと飲んだ。元居酒屋Sのマスターだ。
昨日は仕事で渋谷に行く予定だったので地下鉄1本の門前仲町で約束していたが、渋谷がキャンセルになったので人形町で飲むことにした。

ふっくらしていた。本人曰くはタバコ止めて太ったとのこと。
それより腎臓1つを弟に生体移植したのだ、それで浮腫んでいるのかと心配した。

腎臓は1個取ったら、残った1つが50%だったものが70%位働くようになるらしい。
その検査にこの前行ってきたという。色んな装置を付けて検査をしたら、ちゃんと働いているという結果だったようだ。

50%が70%に働く。
まさに腎臓の可塑性だ。
人体は生きようと・動かそうと頑張る仕組みなのだ。

居酒屋2軒をはしごした。
さすがにSさんは前のように飲めないようだが、結構な量をお互い飲んだ。
12月に還暦を迎える。その話をすると「うるさい」と怒る。いやいや、あんたが店をやっている時に多くの常連が還暦を迎えて、お祝いもしたがジジイ扱いしていたのは誰だと思ったが。

Aさん、山ピーと僕の東京の長男と三男は相次いで亡くなった。タフなSさんには元気で居てほしい。

今朝から右脚が張っている。特に上腿の表裏。左脚の筋トレを増やしたのだが何故右脚なのだろう。
左を動かしているときに力が入っていたのか。
寒い日になるという。12月末だと天気予報に脅かされた。極暖を出してコートを着て出た。

今日は10時に西荻窪で待ち合わせ。家を出る時間は同じだ。あと1時間ちょっと時間潰しだ。
posted by shigenon at 08:50| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2019年11月25日

夢中になること

土日のジムではレッグカールとレッグエクステンションの左脚1本12回2セットを付加した。
脚1本なので負荷は18キロで。レッグカールがキツく感じる。これはヨボヨボ歩きの時もそうだった。レッグカールが出来なかった。
やはり左脚はまだまだ弱っちいのだ。

鍼のAセンセイにニューロリハビリの記事を渡す。解りやすい・いずみの病院さんの記事、大阪大学のレポート、群馬大学・臼井先生の「中枢神経障害の回復機序 神経リハビリの基本とは」の記事。
Aセンセイも病状の解明や改善には熱心な方だ。情報は共有しておきたい。Aセンセイの所にも脳幹梗塞の患者がいるという話を聞いている。家で“こういう動きをしてくださいね”とアドバイスするのだが、結局はやらない人らしい。この前、初めて言われた通りに身体を動かしたら良くなっているという。

「痛い・痛い」と言って鍼灸や整骨院に行く人ばかりだ。原因が判らないからみんな行くのだろう。
慢性的な痛みを持っていて街の整形外科に行ったとしても、レントゲンなどで目に見えて原因がわかったとしても、殆どの医者は痛み止めを出す程度というのが現状だろう。(そうでない医者もたくさんいるが)
物理的な刺激で改善を求めている人は多い。ただ、悪い言い方をすれば“人まかせ”が多いかも。
また、治療家とどうすれば改善できるかという協働作業はどれだけ行われているのだろうか。
また、「痛い・痛い」と言っている人は自分で出来る事をどれだけ努力をしようと思っているのだろうか。

鍼はリハビリではない。リハビリをして、それに付加するものだと僕は思っている。
経絡や血流の改善、神経への刺激は鍼の分野だ。また、それが重要なのだ、ちゃんとリハビリしている人にはだが。

日曜日は久しぶりの掃除機。体幹や腰・脚は鍛えているつもりでも、掃除機を使うと腰が痛くなる。思っている以上、腰をかがめた体勢を長く維持して掃除機を使っているのだろう。
目の前の目的がはっきりしていたら、身体は使う。掃除機をかけるという目的でホコリのありそうな場所を狙っているから、腰が痛くなりかけても継続して同じ姿勢でいられる。
ゴルフも同じだ。自分の打った球だから仕方なく追いかけて辿り着く。特に右や左に行った場合。それがなかったら200mを一目散に歩くことなどない。

リハビリに必用なのは、夢中になることなのだろう。しかも、それをすることが楽しいとか、やらないとダメと思わすこと(掃除をしないと部屋が汚いとか)が必要なのかもしれない。
何よりも、自分が良くなりたいと思うことが前提だが。

部屋の中で歩くときに「背伸び」をして歩こうと思った。少し筋トレを増やしただけで左の背伸びはやり易くなった。一応、昨晩は続いた。
いいことを思いついても、忘れてしまうのがたまにきずだ。

昨日、Sさんに連絡を取った。元居酒屋Sのマスターだ。8月に弟に腎臓を提供し、「元気」というやり取りをしてから3か月経っている。
返ってきた返事は「3か月点検に行った来ました」「じゃあ飲もうか」
今日、約束をしている。門仲あたりで飲もうかと。
そういえば12月が誕生日だ。確か還暦になるはずだ。今日は渋谷から直帰、何かプレゼントを考えよう。
posted by shigenon at 08:38| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2019年11月23日

飲んでて気付くリハビリ

昨日は寒くて冷たい雨だった。
昨日は出先から早く帰った。もう家から出る気はしない。暖めた部屋でビールとウインナー。後は宮崎で買って帰った宮崎限定焼酎「木挽ブルー」。お湯割りで。

ソファーに座っていて気付いた。左足首を背伸びのように踵を上げる動きがあまり出来ない。すぐに踵がつく。
身体が硬いこと、特に足首は硬いが、右足は難なくできる。
力が入りにくいのだ。立ち上がってやってみた。

中足骨に伸ばした全身の体重をかける。背伸びだ。両足をつけていれば難なくできる。ただ、左によろける。
片足でやってみる。右足はしばらく自立できる。左足片足では踵を上げることもできなかった、この時は。
時々歩いていて左足の爪先が下がることにも関係してそうだ。
少し酒も回ってきていたので止めた。

今、改めてやってみる。
左足、出来ないことはない。片足で起立を維持は瞬間しかできないが。ただ、右足とはしっかり感が違う。
しっかり付いたと思っていた左の下腿三頭筋も頼りないことがわかる。

昨日は酒を飲んでいたから出来なかったのだろうか。
酒を飲むということは何かの機能を一時的に奪う。それは脳なのだろう、自分の意見。
動かなかった左足を動かすように受傷後に新しく形成されたシナプスは、酒には弱いようだ。

今日からの筋トレに背伸びして曲げて伸ばすことを加えよう。
そうだ、脚の筋トレも今日から左脚だけで1セットプラスして実施だ。

そろそろジムに行く用意だ。雨が降っている。歩いていかないといけない。筋トレをする割には、歩いてジムに行くのがイヤなのだ。
posted by shigenon at 09:40| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2019年11月22日

朝の出来事

毎朝、朝食を摂るわけでない。日曜に5個入りのミニ菓子パンと飲むヨーグルトを買って帰り、月・火は2個、水曜は1個、木・金はドリンクだけ。面倒くさいので週中に買い物には行かない。
最近、野菜不足が気になって飲むヨーグルトから、一日1杯で1日分の野菜が摂れるジュースに替えた。

今朝は寒かった。寒さに震えながらベッドルームからキッチンで野菜ジュースを入れてリビングに向かう。最近は起きてしばらくは鼻水が止まらない。さあ、リビングでグラスを置こうとした瞬間にくしゃみが出た。
グッとこらえた。左手を。だいたいの事は動きのいい右手でする。グラスを持つのも右手だった。それが左手で持っていたことに気づく。左腕の可動が良くなって、自然と左手を使っていたのだ。

くしゃみの衝撃に左手は耐えた。満タンの野菜ジュースをこぼすことなく。腕橈骨筋群から三角筋までの筋肉がしっかりしてきたのだろう。
そのあとだ。くしゃみの後は震えがくることが多い。
震えた。前にも書いたが、寒さなどで震えると、それが痙攣のようになる。今回もそうだった。振り幅2pくらい左右に振れた。だいたい、くしゃみで耐えた後にすぐグラスをテーブルに置けば良かったのだ。

テーブル下に毒々しい紫の野菜ジュースがグラス4分の1くらいこぼれた。しかも揺れながらだから広範囲に。
朝から雑巾がけだ。この毒々しい紫色、ブルーベリー配合と書いてあったが、完全な着色料か、雑巾に染みついて落ちない。朝からなんて日だ。

今週は新しい知識も増え、歩きなども快調。手の痺れすら軽く感じる。新しいシナプスが形成されたのではと思う位だ。
昨日は居酒屋Yで飲んで帰った。5合のボトルを左手で入れるというリハビリは3杯飲んだ時点で忘れていた。
会社では2リットルのペットボトルの水をコップに入れて飲んでいる。痛風だからだ。前は1日で飲み切っていたので口飲みだったが、今は4日くらい持つ。また、出張も多いので口飲みはしない。

よし、今日から2リットルの水でデスク筋トレをしよう。ペットボトルを立てて10回、寝かせて10回。それぞれ使う筋肉は違う。
コップに注ぐ度に新しいボトルでやろう。常に水はケースで足元にある。

さあ金曜日だ。明日はニューロリハビリテーションの資料を鍼のAセンセイに渡す。これでどういった鍼治療が考えられるか。
OTさん、PTさん、外科医、脳神経医、柔整師、鍼灸師、治験者で会を作って情報発信ができればいいな。脳疾患者へのリハビリ情報は多い。中枢神経損傷者は、基本のリハビリは同じ考えなのだが、その情報を自分の事とは思わない。そして、6か月で病院を出されて、痛い・動けないという症状の人が多いのが現実なのだ。
posted by shigenon at 08:31| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2019年11月21日

中枢神経の可塑性

とりあえず3時間仕事、みっちり企画を創り上げたので休憩。
今朝書いた内容を調べてみた。つまり、脳の可塑性はエビデンスがあるようだが、中枢神経の可塑性についてはどうなのだろう。
ネットで調べると色々出てくる。大阪大学が進んでいるようだ。勝手に抜粋する。一部なので許してください・・。

→髄損傷の7割を占める不完全損傷の場合には、ある程度の運動機能の回復が長い期間のうちに自然にもたらされることがある。これは損傷を免れた軸索が新たな神経回路を形成した結果ではないかと考えられる。実際に、脊髄損傷の後に大脳皮質、中脳、脊髄など様々なレベルで神経回路の再形成が起こり、成体でも中枢神経損傷後の回路の再形成が活発に起こっていることが動物実験でわかってきた。したがって、たとえ損傷した軸索が再生しなくとも、残存した軸索が新たな神経回路を構築することができれば、機能回復につながるのではないかと考えられる。これら中枢神経回路の可塑性ともいえる現象がなぜ起こるのかについては、ほとんど解明されていない。この可塑性ともいうべき現象を制御するメカニズムの解明が進めば、リハビリテーションの概念および再生治療法の開発的研究に新たな視点が与えられるであろう。すなわち神経回路の効果的な再構築をもたらす手法は、有効な再生治療法となりうる。

もっと調べると医療従事者向けのサイトにも詳しいリハビリ手順が記載してあった。
「中枢神経障害の回復機序 神経リハビリの基本とは」というタイトル
https://co-medical.mynavi.jp/contents/therapistplus/career/drill/2387/
解りやすく、患者も知っておくべき知識だろう。この中にニューロリハビリテーションの10原則が記してあった。
1.使うか失うか(使わない神経回路は減退する)
2.使うと良くなる(特定の脳機能を練習するとその機能は改善する)
3.特異性(練習で使用した脳の部位は変化する)
4.反復回数(十分な回数の繰り返しが必要)
5.運動強度(十分な運動強度が必要)
6.時間の問題(時期によって生じる変化が異なる)
7.練習の状況(練習の場所や内容によって生じる変化が異なる)
8.年齢(若い脳ほど可塑的変化が著しい)
9.転移性(練習と似た状況でも上手になる)
10.干渉(他の行動の獲得を干渉する)。

こんな情報が入院している時のリハビリ中にあったら勇気が出ただろうな。なんせ当時調べると「一度損傷した中枢神経は二度と回復しません」という記事を目にしていたのだ。
でも上記の10原則、8を除いて自分で思ってやってきていたのだ。
勇気が湧いてきた。よし、今晩は満タンの5合ボトルを左手で継ぐトレーニングだ!
posted by shigenon at 14:27| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

しっかり伸ばす

今週は不思議なほど調子がいい。片足スクワットを始めたからか。
でもそれだけではない。手の痺れも軽い。
ニューロリハビリの本来の意味を知って脳が喜んだのかもしれないのではと思ったりする。脳の可塑性の特殊な例か。

「動かない所を動け!動け!って撫でるのがいいですよ」リハ病院に入院中のOTさんが言ったコトバだ。この子はまだ新人だった。でも一生懸命僕に向き合ってくれた。前に書いた「青い棒」を作ってくれたOTさんだ。
自分では対処できないと思ったか、OJTの仕組みがあるのだろう、先輩の、しかもリハビリ室の中でトップの技量を持つ人を僕の時間に当てて一緒にリハビリをしてくれた。

動かない所を動け・で撫でる?ふん!と思ったが、部屋に戻って撫でていた。人間の持つ力を思い始めたのはこのOTさんのコトバだったかもしれない。
「腕橈骨筋はすごい数の筋肉の名前があるんですよ」と教えてくれた。
そのおかげだ。今、まだ動き辛い左手だが、指を反らしたり曲げたりして動く腕橈骨筋の筋肉を見て、そこに負荷がかかる動きをしている。たくさんある筋肉の中でどれがこの指を動かすのに必要な筋肉なのかを見る。自分で指圧もする。それでだいぶ改善されたと思う。

左の三角筋に長い間筋肉がつかなかった。左右同じ筋トレだが、麻痺側は筋肉が付きにくいのか。それとも、知らず知らずに使える右手でマシンを動かしているのか。両方の要因はあるだろう。
退院してリハ通院していた時に、入院中からも継続して見てもらっていたPTさんに筋トレの話をした時に「しっかり伸ばすことと曲げること」と言われた。
今はだいぶ左には筋肉がついた。

そうなのだ、麻痺側はしっかり伸ばせていなかった。
それを今週から始めた片足スクワットで実感した。左の中殿筋を鍛えたかった。左右の歩行のバランス力を高めるため。たぶん間違っていないと思うが。
片足で曲げる・伸ばす。この時にケツを触っていると、しっかり伸ばさないとケツが固くならない。
しっかり曲げる・しっかり伸ばす、それもゆっくり。たまによろけるが、何も持たずに20回はできる。
1日100回を目標にしよう。

坐骨神経痛による右脚の痺れも今週はそれほど酷くない。でも右ケツを押せば痛みはある。やはり何か物理的刺激を与えて、それから鍼がいいように思う。入院中のT君が持ってきた握力をつけるゴムボールがある。それをケツの下に当ててみよう。

今週は出張もなくヒマなのだ。社内で急ぎやることもない。思いついた企画を深掘りするだけだ。脳を使わないと。
左が麻痺側という事は右脳か。いや、脳に障害はない。首の中枢神経にキズがあるのだ、これはどう考えたらいいのだろう。右脳の反応を通す中枢神経の部分が損傷しているのだろうか。

東京でも名のある脳神経病院に入院し、今も薬だけもらいに3か月に1回行っている。しかも担当は院長だ。今度、ニューロリハビリについて聞いてみようか。いや、診察は30秒なのだ、無駄なことを言ってお互い気分を害したくないな。
posted by shigenon at 08:41| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ
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2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。
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