主人公の杜子春は、仙人にここを掘れと言われて掘るとお金が出てきて大金持ちになります。
3年後に使い果たしてまた同じところにくると、また仙人からここれを掘れといわれて
掘るとまたお金が出てきて大金持ちになります。
3年後に使い果たしてまた同じところに来ると、仙人がまたここを掘れといいます。
ところが杜子春は、今までの経験から、大金持ちになるとみんな近づいて来ますが、お金がなくなると手のひらを返したように離れて行くのでもういらないといいます。
人間、都合のいいときは、大事にしますが、
都合が悪くなると、相手にしないものです。
現代でも宝くじを当たったら親戚が増えるといわれます。
都合で他人を判断するのが欲深い人の姿なのです。
お金があっても、幸せになれるわけではありません。
ある宝くじ当たった51歳の人が、
23日後に亡くなったことがありました。
お金を使うこともできませんし、
ためたお金は、全部残して死んで行きます。
お金は生きて行くために必要な、
生きる手段ですが、
本当の生きる目的は、別にあるのです。
それを果たすことが本当の生きる意味です。
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