そんなこと分かっているよと
こみんないいます。
しかし、実は死ぬと思っていないのです。
その証拠に必ず死ぬといっても、
明日死ぬとは思っていません。
明日死なないとなると、
明日になるとまた
明日死なないと思います。
今日死ななくて、明日も死なないなると、
ずっと死なないということになります。
明日は死ぬかも知れないという人もいるかもしれませんが、
明日死ぬと思ったら今ブログを読んでいるでしょうか?
お金使って遊びまくっているか、
遺書を書いているか、
何か別のことをするはずです。
だからいろは歌は
「色は匂えど 散りぬるを 我が世誰ぞ 常ならむ
有為の奥山 今日越えて 浅き夢見じ 酔いもせず」
と言う歌ですが、
あえて
「どんな満開の桜も散るときがあるぞと、
そしてあなたもいつまでも生きていないぞ、
こういう事実ををよく見つめなさい」
という事実を書かれています。
自分が死んで行くということを直視すると、
生き方が見えてきます。
スティーブジョブズがガンになって、いつ死ぬか分からない。
そんな中、ある大学の卒業式で言っていました。
「今日が人生最後の日となったらそれをやるか」
これが判断基準。
今日死ぬまでいかなくても、80、90歳まで生きられるか分からない。
だとしたら何をすべきか、こういうことをいろは歌は教え、
ジョブズさんも言っています。
死を見つめることが生きる意味を知る上でとても重要なことなのです。
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