日本全国津々浦々に伝えられた
蓮如上人はこう教えられています。
「うれしさを昔は袖に包みけり、今宵は身にも余りぬるかな」
昔は袖に包むような嬉しさしかなかった。
昔というのは、阿弥陀如来に救われる前です。
その「喜び」とはどういうものか。
「正雑の分別もなく」とは
「自力他力の分別がなく」ということ。
そして念仏さえ称えていれば
助かると思っていた「喜び」だったといわれています。
しかし
「今宵は身にも余る」
今宵とは、阿弥陀如来に救われたあとです。
身に余る、限りない喜びの身になった
と言われています。
それが絶対の幸福です。
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