アフィリエイト広告を利用しています
プロフィール
陽葵さんの画像
陽葵
陽葵は、ひなたと読みます。仏教が好きな仏教ガールです。一緒に仏教を学びましょう。
プロフィール
検索
<< 2024年11月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新記事
記事ランキング
タグクラウド
カテゴリーアーカイブ

2018年08月19日

家康の遺訓はいい言葉?

徳川家康の遺訓に

「人の一生は重荷を背負って遠き道を行くがごとし」

という言葉があります。

 

遺訓としてこんなことをいったから
「家康も重荷下ろせぬ悲劇人」
という悲劇の歌もあります。

 

これはモノの本によると名言とされています。

「名言集」に載ってます。
悲劇の言葉じゃないんです。

 

「重荷」とは「不安」「不満」「虚しい」「寂しい」「焦り」など、
精神的な苦しみです。

こうした重荷をどこまでいっても下ろせなかった。
死ぬまで苦しい人生だった、と振り返っているんです。

 

これを聞いて、全人類は、家康は重厚な人間だった。
苦労人だった。
あれほどの大人物でもこれだけ苦労したんだ。
「石の上にも三年」的にとらえているんです。
だから世間でこれは「イイ言葉」なんです。

 

じゃ、これは、本当にイイ歌か?
重いんですよ。

 

例えば、学期が終わって明日から夏休みって時、
荷物全部持って帰らないといけないってことになりますよね。

 

計画性のある人は少しずつもって帰るんだけど、
一度に持って帰るのは大変です。

途中で持ち替えることはできません。
一度手を離したらもう収拾不可能です。
画板ってのがあります。

とにかく家まで何とか何とか、同じ格好で歩きます。
そして家に着いたらバーンと手放します。
家がなかったらどうしますか。
悲劇です。

 

人生全体がそんな重荷で終わってしまったら悲劇なのです。

 

ところが仏教には、その重荷を下ろすことのできる

目的地が教えられています。

この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/8715918

この記事へのトラックバック