ダイハードUでは、
降りるところのない飛行機の不安がわかります。
しかし、ダイハードTも使えます。
「ダイハード」って「不死身」という意味です。
5分に一度生きるか死ぬかの危機がある、そういう振れ込みでした。
屋上から逃げ出す。
これは確かダイハードTです。
ただ危機を脱するだけじゃない。
そのたび捨て台詞を吐く。
「おととい来やがれ!」とか。
しかしこの映画が面白いのは、最後ビルから出て来て、
ヒロインとキスするから。
もし、途中で死んでそこでエンドロールが出てくる。
それなら映画にならない。
下まで降りたら出口が閉まってた。
これでも映画にならない。
助かって助かって、を繰り返して、最後も助からなくちゃ。
私達どんな時に「助かった」と言うか。
癌・人質・地震・・・。
生きるか死ぬか、そういう時に言う。
つまり“死ななかった時”に使う。
ところが人間は生まれてきた以上、必ず死ななければならない。
ということは、
「助かった」といってはいるものの、本当は
「一時的に助かった」というべきもの。
もっといえば、「助からない状態が先に延びた」と言うべきです。
人生は映画になりません。
最後は助からないからです。必ず死にます。
じゃあ必ず死ぬのになぜ生きるのか。生きる意味は何か。
これがなんのために生きるのか
タグ:生きる意味
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