ブッダが出家される前、
こういうことがあったと言われています。
生きる意味に悩まれ、ぜひ出家したいと直接浄飯王に話したとき、
お前は太子だ、将来王様にならねばならないのだから
絶対に許さないと。
それに対してブッダは三つの願い、
この三つの願いを満たしてくれたら出家を思い止まります
と三つの願いを言われます。
浄飯王はオレは王だ、できんことはない。
何でも言えと言った。
ブッダは私を歳とらないようにしていただきたい。
いつまでも若々しい状態でありたい。
「そんなことできるか」
じゃあ私いつまでも健康でおりたいです。
病にかからないようにして貰いたい。
「そんなことできるはずがないじゃないか」
私をどうか死なない身にしてください。
「そんなことできるはずないだろう」
お前の願いどれ一つできるはずがないだろうと
その答えにブッダは、私は王になっても
これらから離れられない。
老いと病と死。
老いと病と死を超えた人間苦悩を離れた境地に出なければ
人間に生まれてきた意味はないと知らされて、
この会話の後出家されたとあります。
私たちもそう。
なぜ仏法を聞くのか。
今若いけどいつまでも若くない。
今健康だけどいつまでも健康でない。
いつか死んでいきます。
タグ:生きる意味
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