阿弥陀仏の本願はすべての人を信楽にするというお約束です。
信楽とはどういう心でしょうか?
人間に生まれてきて本当によかったという心です。
私たち日々の生活で生きていてよかったと思うことたまにあります。
例えば感動する本や映画を見たとき
「エクソシスト」とか?
「ライフイズビューティフル」
おいしいものを食べたとき、
味噌汁が上手くできたとき
よかったと思うことは多くあります。
ところが生きていてよかったと思うのは瞬間のことで、
次からはそうは思いません。
虚無感におそわれます。
夏の暑い日、仕事が終わった後のビールの一口、
生きていてよかったと思うが
次からは思いません。
そんなことのために働いているとすれば、
働く意味がわからなくなります。
そんな瞬間的なものではなく、
ずっと続く生命の歓喜、
これを信楽といわれています。
難思といわれるように、
信楽になる前に考えているものと
本当に信楽になったときの喜びとはまったく違います。
心の闇が破れた心です。
それは煩悩即菩提の世界です。
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