こういう歌があります。
はらからと 本懐みごと 果たすまで
共に励まし 共に進まん
本懐というのは、本当の生きる目的のことです。
仏教には、本当の生きる目的が教えられています。
ところが仏教に、それ以外のものを求めると、
行き詰まります。
たとえば名誉を得よう、
金もうけしよう、
恋人を見つけようなど、
目的がずれていたら脱落してしまいます。
原点が見失われているのです。
だから何度も何度も原点の確認を
していかなければなりません。
またそれがよく分かったら、感情的には
「あいつは嫌いな奴だ」
と思っても、手を取っていけます。
本懐みごと果たすまで、
共に励まし共に進まん
ということです。
「はらから」とは、兄弟ということです。
はらからと本懐みごと果たすまで共に励まし合い
共に進もうじゃないか
となります。
好き嫌いのような次元の低いところにとどまらず
もっと次元の高いところで力を合わせていきます。
それこそ真の団結です。
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