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陽葵は、ひなたと読みます。仏教が好きな仏教ガールです。一緒に仏教を学びましょう。
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2018年01月20日

天親菩薩の教え

インドの天親菩薩世親菩薩)が教えられたことを

親鸞聖人が正信偈に明らかにされています。

 

「功徳の大宝海に帰入すれば、
必ず大会衆の数に入ることを獲
蓮華蔵世界に至ることを得れば、
即ち真如法性の身を証せしむ」
正信偈


功徳」とは南無阿弥陀仏の六字の御名号のことです。
功徳の大宝海に入る」ということは、
名号を獲得することです。

 

どうすれば名号を獲得できるかというと
ブッダ
其の名号を聞いて絶対の幸福になる
と説かれているように、
名号を聞くこと一つで
南無阿弥陀仏と一体になった絶対の幸福になれます。

 

南無阿弥陀仏と一体になると正定聚の数に入る、
正定聚の仲間入りをするのです。

正定聚とは絶対の幸福になった人のことです。


これを「必ず大会衆の数に入ることを獲」
といわれています。

「大会衆」とは正定聚です。
「数に入る」とは仲間入りするということです。

 

次の
「蓮華蔵世界に至ることを得れば、
即ち真如法性の身を証せしむ」

とは、そういう人は、南無阿弥陀仏の六字の名号のお力によって、
蓮華蔵世界、極楽に生まれて真如法性のさとりをうることができる。
「真如法性のさとり」

とは阿弥陀仏と同じさとりです。

 

このように、生きているときに正定聚を頂き、

極楽へ生まれて仏のさとりを得ることを「往相廻向」と言われます。

 

だから阿弥陀仏の本願のことを「往相信心の願」とも言われます。

posted by 陽葵 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 仏教
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