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2016年08月10日

ミスタードーナツ

気軽な食べ物でなくなった?
 ミスドもセブンも苦戦、どうなるドーナツ業界

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160809-00000004-wordleaf-bus_all


ミスタードーナツ低迷の理由を
この記事とは別角度で語ってみたい。

ミスタードーナツの人気に火を点いたのは
「原田治」イラストのグッズをオマケにつけてからだろう。
当時はドーナッツよりもあのグッズがほしいという女子が多かった。

女子といっても幅広い。
小学生から30代くらいまでの女が
グッズプレゼント期間には店に列を作っていた。

グッズも原田治のイラストの付いた
弁当箱やカップ、ダイアリーなど
手を変え品を変え次々と出してくるものだから、
そうなると揃えたくなるのが人情である。

当時私はホテル勤めをしていて、
職場では「遅刻するとミスドかマクドナルド」
というのが決まりであった。

だがオマケの期間中は必ずミスドで、
私も何度か買わされて点数カードもしっかりと献上していた。

カードは何円お買い上げで1枚、という具合だったので、
カード欲しさについドーナッツをもう一個、
というケースもあった。

ドーナッツの味もさることながら、
このグッズ戦略こそ
ミスドの成長を支えた原動力と言ってもいい。

だが、グッズが一通りマニアに行き渡ると、
もうそれ以上必要ないのも事実である。
柄が微妙に違うと言っても
弁当箱が3個も4個もあっても邪魔になるだけである。
それで急激にミスド離れがはじまる。

それと同時期に売上を伸ばし始めたのが
100円ショップである。
100円ショップを覗くと
ミスドで配られているような弁当箱やカップやダイアリーが
100円で売られている。
原価を知ってしまった客は
ミスドグッズの有り難みを失うことになる。

そこからミスドは模索を始める。

ドーナッツだけでは未来がないと飲茶、
ドーナッツに還ってポン・デ・リング、
クリスピークリームドーナツに対抗して高級路線、
そしてコットンスノーキャンディ。

職場の差し入れにドーナッツは手頃であったが、
近頃では多種多様な食べ物が出てきているし、
雑誌の手土産特集も多くなり
それに関する知識を持った人も増えた。
「ミスドのドーナツじゃ芸がない」ということで
大量購入者が減る。

ドーナッツという食べ物は
油であげるから家庭で作るには面倒だ。
でもたまに食べたくなる。
だから一定の需要はあるが
カロリーが高いから頻度が低い。
だからミスタードーナツは生き残っているし、
後発のドーナッツ屋さんは消えている。
コンビニが苦戦しているのも無理からぬ事である。

ミスタードーナツはこのまま店舗数を減らして
売上を縮小してしまうのか、
それとも新たな商品でヒットを飛ばし
再び拡大していくのか。
なかなか面白い題材である。








posted by 黒豚猫 at 04:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済
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