2016年06月09日
届いた2つの調査票
同時期に2つの調査票が来たのだが、
なんだか担当の役所に温度差があって困惑している。
一つは総務省の「経済センサス」で
もう一つは厚労省の「国民生活基礎調査」。
総務省の方は、直接担当者が来訪してくれて
用紙を手渡しつつ説明をしてくれた。
回答はネットでもできますがどうします?というので
じゃあネットでします、と告げると
確認のために二度手間になるが期日にまた訪問するという。
ずいぶんと丁寧な対応である。
もう一方の厚労省の調査は、といえば、
用紙が郵便受けに放りこんであった。
封筒を見ると
「◯月◯日◯時に来たが留守でした。
✕月✕日✕時に回収に来ます。」と書いてあった。
私はこういった一方的な通知が大嫌いである。
中身を読むとネットで回答できないようだ。
ますます腹立たしい。
このご時世、ネットで回答したほうが集計にせよ回収にせよ
未回答を発見するにせよ間違いなく効率的なはずだ。
もちろんネットに不慣れな人はいるだろう。
だが今や、よほど高齢かよほどネットに無関係な人以外は
スマホやPCなどでネットにつなげられる環境にあるはずだ。
どの省庁もネット対応できていないのならまだ納得できるが、
同時期に届いた総務省ができていて
厚労省ができないというのが意味がわからない。
セキュリティーの問題なのだろうか?
それならば確定申告のほうがよほど重要なプライバシーである。
腹立たしいのだが、期日までに解答用紙に記入して用意していた。
だが、回収に来ない。
一方的に通知しておきながら
音沙汰無しとは失礼にも程がある。
数日して郵便受けに封筒が入っていた。
中身は連絡表と題してあって
「△日△時に再度伺います」と書かれている。
通知した日に勝手に来ないで
通知以外の日に勝手に来て、
また別の日を勝手に指定してきたわけだ。
何だこのお役所仕事は。
人的な無駄、非効率のさることながら
使われた封筒は用紙も無料ではない。
税金から支払われているはずである。
馬鹿なのか?厚労省。
それとも私の担当が緻密さに欠けているだけなのだろうか。
しかも調査員の氏名欄が書かれていない。
いかにも責任逃れのニオイがする。
こういった細かい箇所を見ても
その組織の風通しの良さ悪さが分かるものである。
風通しが良い組織というのは
責任の所在がはっきりしているから
改善されるのも早い。
風通しが悪いと責任のなすり合いで終始してしまい
肝心の問題解決にまで気がまわらないものである。
おそらく厚労省は、
調査というのはこういうもんだ、という認知バイアスに
縛られているのだろう。
だから何回も同じ世帯に通うのも苦にならないし、
封筒を使いまくるのにも何の疑問も感じない。
だから毎年同じような予算を申請して、
国民の税金は増えるばかりだし、
国の借金も一向に減らないのだ。
タグ:認知バイアス
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