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2015年08月27日

マインドフルネス認知療法

マインドフルネス認知療法
という脳のトレーニングがあるそうだ。

マインドフルネス自体は
「気付き」や「覚醒」という意味。
反対語はマインドレスネスで、
直訳すると「思慮がない」となり、
「ぼんやり」「注意散漫」という意味になる。

このトレーニングを続けることによって
それまでコントロールできずに感情をすぐに爆発させていた人が
「ちょっと待てよ。これは怒るべき場面だろうか?」
などと考えるようになるそうだ。

集中力が上がるという理由で
インテルやグーグルなどでも
社員研修のメニューとして取り入れているそうだ。

実際にどういったことをするのかといえば
瞑想である。

なんということはない。
東洋で行われてきた事柄を
西洋の科学が立証しただけのことだ。

瞑想は釈迦以前のインドで行われており、
紀元前2500年ころのインダス文明の遺跡から
瞑想する人の像が発見されている。

日本においても禅宗は座禅に重きを置き、
中国禅宗の開祖である菩提達磨を模した「だるまさん」は
日本人なら子供でも知っているほど馴染みがある。

マインドフルネス認知療法はいかにも西洋的だなぁ、
と私には思える。
二元論から脱却できていないのだ。

一神教の世界観は二元論だ。
善と悪。神と悪魔。神と契約した行為と神に背く行為。
彼らにとっては物事はすべて白か黒であり、
中間のグレーは存在しない。

マインドフルネス療法にしても
瞑想は集中力を高めるために行うトレーニング
という捉え方だ。

多神教である東洋人にとっての瞑想は
集中力が高めるということはあくまで二次的で、
瞑想することによって雑念を振り払い、
頭の中を無にすることで心の平安を得る。
その結果ついてくるものが集中力である。

頭の中を無にすることが目的なので
「集中」も「ぼんやり」も否定肯定していない。

最近解明された脳についての研究で
「ぼんやりしている時に脳は活発に活動」
というものがある。
つまり意識的な活動が停止している間に
脳は無意識の記憶や情報の定着、修理を行っている。

集中する力も大事だが、
ちゃんとぼんやりすることも大事なのだ。

毎度申し上げるが、
誤解してほしくないのは私は
東洋の思考が優れていて西洋の思考が劣っている、
と言いたいわけではない。
多神教的が良くて一神教的が悪いとも言っていない。
色んな考え方が混在しているのが世の中である。

一つの考えに縛られるのではなく、
様々な考え方を認めた上で
取捨選択していく力を身につけることが
現代に求められているのだと思う。

結局そうなるとストレスも増えるから
時には瞑想して頭の中を整理することが
必要となってくるのだ。




posted by 黒豚猫 at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 心理
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