NX300/NX300hの2020年モデルは4月頃正式発表され、5月のGW明けから生産が開始されるようですが、内外装の意匠変更を伴わないため、「マイナーチェンジ」ではなく、「年次改良」の範疇となるようですが、今回は比較的大きな変更となりそうです。
主な改良内容は以下の通りと推測されます。
■ボディカラーの変更
UXで設定された新色が追加。(MOP)
最近シルバー比率が低下しているせいか、シルバー系はソニックチタニウムに統一?
<追加>「ブレージングカーネリアンコントラストレイヤリング〈4Y1〉」の設定(150,000円+税)
<廃止>「プラチナムシルバーメタリック<1J4>」
■
"version.L"
「ブラック×アクセントサンフレアブラウン」の追加
CTやLXに設定されている、サンフレアブラウンを差し色のアクセントカラーに加えた新色。
"F SPORT”
「ブラック×アクセントマスタードイエロー」 の追加
レクサスRC専用色と思われましたが、なんとNXに登場。スポーティで人気が出そうですね。
■安全装備 Lexus Safety System+のレベルアップ
・プリクラッシュセーフティシステム検知機能強化
(夜間の歩行者検知機能、昼間のサイクリスト(自転車)検知機能)
第3世代レクサス標準とも言える新型プリクラッシュセーフティシステムを搭載するのは万一の際の安心度が違います。他メーカーとも十分競争力のあるセーフティシステムと言われています。
・レーントレーシングアシスト(LDA→LTA)の採用
性能が向上したLTAを搭載。従来はブザー&ステアリング制御の「LDA」でしたから、LKAを飛び越えて一気に最新のLTAへ移行するのは嬉しいところ。
・ロードサインアシスト(RSA)の採用
道路標識を認識するRSAはヘッドアップディスプレイとの相性が非常に良く、利便性の高い装備。
ただし、認識できる標識は4種類のみ。
・先行車発信告知機能[TMN]
地味ながら、信号待ちの際に嬉しい機能も付帯機能として追加。
■動力性能の強化
アクティブコーナリングアシスト[ACA]の標準装備
レクサスES・UXで採用された、コーナリング時のアクセル踏みまし時のアンダーステアを制御するシステムがNXにも採用。
年次改良で採用されるのは異例と言って良いでしょう。重心が高いNXには相性が良さそう。
その他、ステアリングフィール、ブッシュ類のチューニングなどの改良も行われると思われますが、今回の改良によりまさに「NX決定版」となりそうですし、これで2年ほど商品寿命が伸びるかもしれません。(少なくとも来年にフルモデルチェンジの線はないでしょう)
ハードウェアの変更がありますので、価格は若干上昇すると思われますが(5万円程度か?)先進安全装備の「LSS+」の機能拡張が年次改良で行われるのは初のことであり、ある意味衝撃。
たとえば、基本設計が古くなってしまった、レクサスIS、RC、RCF、GS、GSF、CTなどでは「Lexus Safety System+」の導入後は、一度もレベルアップは行われていませんし、今後も行われないと想定されます。しかし、人気のNXに関してはライバル車と比べて周回遅れにならないよう、今回このタイミングで「LSS+」のレベルアップを行うことが判明しましたので、車種による「改良の差」が今後ますます広がっていくかもしれませんね。
なお、個人的に期待していた「レクサスクライメイトコンシェルジュ」や、「ヘッドアップディスプレイの大型化」、「スゥイングバルブショックアブソーバー」の採用は無いようです。しかし、それでも非常に商品力が高いのは言うまでもありません。
(*ナビゲーション/オーディオ周りの変更はない模様)
次回は、レクサス 「RCFマイナーチェンジ」情報、予定価格についてレポートさせていただきたいと思います。
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NXはまさかこのタイミングで!驚きました。
商品力の向上はすばらしいのですが、結構年末年始にNXをご契約された方が多いようなのでその点が気がかりです。
とはいっても販売員には責任はないので、しょうがないです。
ヘッドライトは、AHS対応になったのでやむを得ませんね〜
私も形状自体は前期モデルの3眼の方が好きですねぇ。(RC系も)
内装色の追加もまさかこのタイミングとは・・・NXは結構他のモデルで人気のカラーも取り入れているのが特徴ですね。ますますお買い得なレクサス車として人気がでそうです。
NXの進化も早いですね。
安全装備の充実を見ると、羨ましく感じます。
購入した時は最先端だったのになぁ・・・(笑)
ヘッドライトの形状は前期型がお気に入りなのですが、今後の安全装備面からすると元に戻りませんね。
「ブラック×アクセントマスタードイエロー」も魅力的だし。
車選びの際、選択肢が増えすぎて悩みが増しますね(笑)
先進安全装備や快適装備は確かに均一に装備してほしいものです。
現行モデルはどれも価格が高くなっているので余計にそう感じますね。
トヨタ/レクサスは車種ごとに安全装備の性能が違うのは私も違和感を感じます。
メルセデス・ベンツがSクラスとほぼ同様の装備をCクラスやAクラスに装備しているように、そういう部分はレクサスでもしっかり真似してほしいと感じます。
また、車種ごとの操作系(エアコン、シートヒーター、オーディオスイッチ等)の微妙な違いも気になるところです。
企業なので利益を求めるのは仕方ないにしても、今はまだブランドカラーを構築している段階だと思います。
ですので、先進安全装備、快適装備の充実を全車種・全グレードに満遍なく図り、レクサスを買うとシートベンチレーション、オートチルト&アウェイ&シートスライド、そして凝ったサウンドシステムが付いてくる。と言う認識を植え付けることが必要なのではないでしょうか?
この装備は初めての方は本当に感心してくれますし、やっぱり違うよね。と言ってくれます。
また標準化することで、結果コスト削減になると思うのですが、、、トヨタが抜けきっていない気がします。