2018年02月04日
新型メルセデス・ベンツAクラス・・・これは凄い!
https://www.netcarshow.com/mercedes-benz/2019-a-class/
発表前から次のAクラスは相当凄いと言われていましたが、たしかに凄いですね!実はここ数年のメルセデス・ベンツの派手なギラギラしたデザインがどうも好きではなかったのですが、昨年末に発表された「新型CLS」以降の新世代デザインから、ずいぶんすっきりとして「なかなかいいなぁ」と思うようになりました。ということで第1印象はとても良いです。
特にヘッドライトの形状や光り方もすっきりとしていてとても好印象。アウディっぽさもある?
奇抜さなどはなく、シンプルなデザインでゴテゴテ感がありません。
コンパクトクラスのクルマは足回りやホイールが貧弱に見えることが多いですが、新型Aクラスは足回りも非常に精悍。
純正でこのホイールはかっこよすぎでしょう。これでAMGモデルになるとどうなるのか?
インテリアのクオリティは以前から話題になっていましたが、非常にいいですね。
これが日本では車両価格が350万円前後〜からのラインナップとなると、ものすごい商品力です。
ステアリングスイッチ周りもハード樹脂などはほとんど見受けられず、金属調塗装またはリアル金属素材を使用しているようで、非常に上質感があります。
注目なのが、ついにメーターフードを廃止し、ナビゲーションとのツインモニターを実現。
フル液晶ということで、「太陽光での視認性がどうなのか?」など気になる点はありますが、斬新です。
これは真似する高級車ブランドがでてきそうですね。もっとも、自動運転の時代だとメーターフードなんていらないですもんね。(スピードメーター自体も要らないかも・・・)
そして、エアコン内部がまるで戦闘機のジェットエンジンのようにイルミが光るのが凄い!
前席も、クラスをリードする質感が伺えます。ハード樹脂と思われる部分もかなり多いですが、ドアトリムの合皮レザーやセンターコンソール周りのピアノブラック調塗装、ナビゲーション周りのアルミパネルなど非常に高いクオリティを実現しているのが写真からも伝わってきますね。うーん、これはいいですねぇ。
薄いブルーのアンビエントライトもおしゃれな感じです。当然色調変更(マルチカラー)が可能でしょうね。
うーん、現在の日本車やレクサスのコンパクトクラスに欠けている機能のすべてがあると言っても過言ではないぐらいですねぇ。
操作デバイスは、遠隔操作デバイスを引き続き採用。AI機能を搭載した本格的な音声認識デバイス「LINGUATRONIC」を採用したことで話題ですが、音声認識機能はappleのSiriでもまだまだ実用性には乏しいと思いますので、果たしてどれぐらい自動車用アシスタントとして活用できるのか楽しみです。
レクサスのリモートタッチパッドの評判は全く高まらないので、AIを活用した遠隔操作デバイスかスマホライクなタッチパネルに回帰するかなど路線変更が必要な時が来ているかもしれません。
安全装備面では、新型LSでも採用された、自動レーンチェンジシステム(LCA)も搭載されていますし、実用的な装備としては、ブラインドスポットモニターが停止時にも動作する(ドアオープン時に警告)など、トヨタ/レクサス陣営ではまだ実現していないシステムも導入。
さらに、ドライバーが意識を失っているときの自動停止機能も装備。エントリークラスでこれを装備してくるとは!
こ、これは凄い。トヨタ/レクサスも見習わないと・・・
新型Aクラスに対し、レクサスは2010年から基本設計が変更されていないCTと、新発売のスモールSUV、UXで対抗しなければなりませんが、相当厳しい戦いになりそうです。UXはレクサス第3世代では初の普及価格帯のクルマとなりますが、おそらく内装の質感やモニター、音声認識機能などの先進面装備面では新型Aクラスとは圧倒的な差がつくはずです。(もちろん、敵わない)
新型Aクラスは各ブランドのコンパクトクラスのライバルを一気に引き離すクオリティと安全装備で非常に商品力が高いと思われ、日本デビューが待ち遠しい1台ですね。
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特に内装に関しては今までにない新しさが感じられますよね!
レクサスUXではぜひ突き抜けてあっ!と言わせてほしいですよね。
しかし、これがでると300-400万レンジの競合はたまりませんね・・・